目次

SOCとは何か?その役割や機能、導入方法について具体的に知りたいと思っている方向けに、本記事では最新のセキュリティ運用に必要なSOC(Security Operation Center)について、その全貌を徹底解説します。

本記事を読むことで、以下のことが理解できます。

  • SOCの役割と機能
  • 自社でのSOC構築と外部委託の選択肢
  • 運用方法や運用管理のポイント
  • SOCと他のセキュリティ組織(CSIRT, MDR)との違い
  • SOCサービスの提供企業の選び方や導入事例など


上記の知識をつけることで、ビジネスでのセキュリティ対策を強化するための助けになるでしょう。
また、専門知識や技術が求められるSOCの運用についても、人材育成やAI技術の観点から、活用方法を説明します。

1.ずはり、SOC(security operation center)とは何なのか?

ずばり、SOC(Security Operation Center)とは、企業や組織のシステムやネットワークを24時間365日監視し、サイバーセキュリティ脅威に対して迅速に対応する専門組織のことを指します。


具体的なポイントとしては以下の通りです。

  • 主な目的は、ネットワークやシステムへのサイバー攻撃から情報を守ることであり、その達成のために専門知識のある人材が常駐し、様々な対策を実施している

  • 具体的な役割としては、セキュリティインシデントの発生をいち早く検知し、適切な対応を行い、被害を最小限に抑えることである

  • 定期的な脅威分析やリスク評価を行い、予防策を強化することも重要な業務となっている


以下の図はSOC説明の一例として、クエストのSOCサービス「Q-SOC」を例に、SOCの全体像を示します。

Q-SOC - Quest Security Operation Center -の説明図版

1-1.SOC(Security Operation Center)の概要と役割

SOCの基本的な概要としては、専門のセキュリティチームがネットワークやシステムを監視し、データやログを分析してセキュリティ脅威を早期に発見することが可能な組織です。

具体的な役割は以下のようになります。

  • セキュリティインシデントの検知:ネットワークやシステムの状況をリアルタイムで監視し、異常を検知する

  • インシデント対応:検知したインシデントに対して適切な対応策を実施し、被害を最小限に抑える

  • 脅威分析とリスク評価:組織にとっての脅威を定期的に評価し、適切なセキュリティ対策を講じる

  • セキュリティ対策の改善:分析や評価に基づいて、セキュリティ対策を継続的に改善する

  • 内部SOCと外部SOC:SOCには、自社内部(自製)によるSOC、外部の専門企業などによる外部SOCがある

このような役割を通じて、SOCは組織の情報資産を保護し、サイバーセキュリティに対するリスクを軽減することが期待されています。

1-2.SOCが導入される背景とは?:サイバー攻撃の脅威増加

SOC(Security Operation Center)が企業に導入される背景には、昨今サイバー攻撃の脅威が増加しているため、組織の情報セキュリティを確保しリスクを最小限に抑える必要があるからです。
テクノロジーの進歩に伴い、ますます多様化・高度化するサイバー攻撃によって企業のネットワークが影響を受ける確率が高まっています。

総務省『令和5年版 情報通信白書|サイバーセキュリティ上の脅威の増大』

グラフの出典元:総務省『令和5年版 情報通信白書|サイバーセキュリティ上の脅威の増大』



具体例として、最近では標的型攻撃やランサムウェアが多発し、個人情報や業務データが盗まれる事件が増えています。

標的型攻撃やランサムウェアを受けるデメリットは以下の通りです。

  1. 業務停止:システムがダウンし、業務が中断する
  2. 経済的損失:復旧費用や身代金支払いによる損失
  3. データ漏洩:機密情報が外部に流出するリスク
  4. 信頼低下:顧客や取引先の信頼を失う
  5. 法的影響:規制違反や法的責任が発生する可能性


総務省の令和5年版 情報通信白書でも以下の通り、セキュリティリスクに関する注意喚起がだされている。
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近年ではランサムウェアによるサイバー攻撃被害が国内外の様々な企業や医療機関等で続き、国民生活や社会経済に影響が出る事例も発生している。
また、2023年3月には「Emotet(エモテット)」の活動再開が確認され、同月、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)やJPCERT/CCより注意喚起が実施された。
最近では日本の政府機関・地方自治体や企業のホームページ等を標的としたDDoS攻撃により、業務継続に影響のある事案も発生し、国民の誰もがサイバー攻撃の懸念に直面している。

こうした依然として厳しい情勢の下、直近では、大型連休がサイバーセキュリティに与えるリスクを考慮し、2023年4月に経済産業省、総務省、警察庁、NISCより春の大型連休に向けて実施いただきたい対策について注意喚起が実施された。

■出典元:総務省『令和5年版 情報通信白書|サイバーセキュリティ上の脅威の増大』
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こうした状況に対処するため、SOCを含むセキュリティ対策が益々重要になっています。
また、ITインフラが急速に拡大しているため、ネットワーク上の機器やデバイスも増加し、適切な監視と管理が難しくなっている。これにより、専門知識を持った社内人材不足や対応が遅れるリスクが生じています。

そんな中、外部のセキュリティに関する専門的な知見や技術を有する企業が提供しているSOCサービスを活用することで、セキュリティ監視やインシデント対応を専門チームに任せることが可能になり、効率的な運用も期待できます。
また、システム分析やサイト調査などの高度なセキュリティ対策の実現も期待できます。

このような理由から、企業においてはSOCの導入が求められており、その重要性が増しているのです。

1-3.SOCの主な機能:脅威検出・分析・対策

SOCの主な機能は、脅威検出分析対策の3つの役割があります。

まず一つ目の脅威検出では、ネットワークやシステムのログをリアルタイムに監視し、異常行動や不正アクセスを検知する機能があります。
これにより、迅速にインシデント発生を察知することができます。

次に、二つ目の分析機能では、検知された脅威データを専門的な知識を持ったセキュリティアナリストが詳細に調査し、リスクレベルや被害状況を明らかにします。
さらに、最近ではAI技術を活用した高度な分析や脅威の特定も可能になりつつあります。
※分析という意味では、検知された脅威データをサマリして、どのような脅威がどこからくるという傾向分析を行うことで、リスク対策に役立てることもできます(これは外部のSOCを委託する際の理由としても大きなポイントです)。

最後に三つ目の対策機能では、CSIRT(Computer Security Incident Response Team)などの組織に対して、インシデントに対応するためのアドバイスや支援を提供します。
具体的には、被害の拡大防止やシステムの回復、再発防止策を実施します。


外部専門企業が提供するSOCサービスを利用することで、組織が持つセキュリティ体制を強化することができます。

これらの機能によって、SOCは企業のネットワーク環境を継続的に監視し、セキュリティ対策を実現します。
そのため、SOCの導入はサイバー攻撃からの防御力向上につながり、組織全体の情報セキュリティを向上させることができます。

SOCとは?【2024年最新】セキュリティ運用の全貌を解説_記事イメージ画像

2.自社でのSOC構築と外部委託の選択肢

組織のセキュリティ対策を強化するために、SOC(Security Operation Center)を自社で構築するか、外部の専門企業に委託するかは重要な選択肢となります。

両方の方法にはそれぞれメリットとデメリットが存在し、組織の規模やリソース、業務内容などによって最適な選択が変わります。


自社でSOCを構築する場合、専門スタッフを雇用し、必要な機器やシステムを導入することで、組織内のセキュリティ対策を最大限に活用することができます。


一方で、専門知識や人材が不足している場合は、外部の専門企業に委託することで、専門的なサービスを受けることができます。
外部委託の場合、コスト面でのメリットが期待できますが、SOCサービスの提供事業者、内容次第では、情報管理や対応速度は自社構築の方が優れているケースもあります。


組織が選択肢を検討する際には、総合的な分析が必要であり、どちらの方法が最適かは一概には言えません。
しかし、ITセキュリティへの投資と人材確保が重要視される現代において、SOCを適切に活用することは極めて重要な要素といえるでしょう。

2-1.自社でSOCを構築する場合のメリット・課題

自社でSOCを構築する場合には、以下のようなメリットと課題が存在します。

【自社でSOCを構築するメリット】

  • 監視やインシデント対応が迅速に行える
  • 業務に最適化されたシステムを構築できる
  • ネットワークへのアクセスや情報の管理が厳格に実施できる
  • 社内のセキュリティ意識向上に繋がる

【課題】

  • 高度な専門知識が必要で、適切な人材確保が難しい
  • システムや機器の導入、運用コストが高い
  • 最新の脅威情報や攻撃手法に対応するためのリサーチが必要
  • 定期的なシステムメンテナンスやアップデートが求められる

自社でSOCを構築する場合、適切な人材を確保し技術力を維持することが最大の課題となります。


しかし、自社でSOCを運用することで得られる組織内のセキュリティ対策の強化は大きなメリットがあります。
組織が自社でSOCを構築するか、外部委託するかを決定する際には、これらのメリットと課題を総合的に検討し、組織にとって最適な選択を行うことが重要です。

2-2.外部の専門企業にSOC運用を委託するメリット・リスク

外部の専門企業にSOC運用を委託することには、以下のようなメリットとリスクが存在します。

まず、メリットとしては、以下の3点が挙げられます。

【SOC運用を委託するメリット】

  • セキュリティの専門知識を持った人材が豊富であるため、高度なインシデント対応が可能となる
  • 自社の傾向を専門知識を持ったSOCから提供されることで、セキュリティ対策に役立てることができる
  • 自社のIT部門が集中できる業務範囲が拡大し、効率的な運用が期待できる



一方、リスクとしては、以下の3点が考えられます。

【リスク】

  • ネットワークやデータのセキュリティ情報を外部に委託することによる情報漏洩のリスクが増大する
  • 外部委託するというコスト面のこと
  • 委託に依存しすぎてしまうことで、自社内人材が技術的に成長しない


結論として、外部の専門企業にSOC運用を委託することは、専門的な知識やスキルが求められる場面で有効ですが、情報漏洩のリスクや運用品質の維持には注意が必要となります。


当社は、業界でも数少ないサービス形態となる、「サーバ・クラウドオペレーションとNOC(ネットワークオペレーションセンター)」と「SOC(セキュリティオペレーションセンター)」の統合サービスを提供しています。
お客様のシステム運用を効果的にご支援することができます。

(当社はサービス品質の可視化を目指した規格認証制度として経済産業省により創設された制度。当社は2021年12月31日に『★★紺認証』を取得しています)

クエスト、DX時代に複雑化・多様化する顧客システムと情報資産を守る新たなセキュリティサービスセンターを設立に関する説明図

3.SOCの効果的な運用方法と運用管理のポイント

SOCの効果的な運用方法と運用管理のポイントは以下の通り4つあげられます。

  1. システムやデータの適切な監視と分析を行い、セキュリティインシデントの早期発見を目指します。これには、最新の脅威情報を入手し、リアルタイムで状況を把握することが重要です。

  2. インシデント発生時に迅速かつ適切な対応を行うため、事前に対応プロセスと役割分担を明確にしておきます。また、定期的なインシデント対応訓練を実施し、チームの連携を強化します。

  3. SOC運用に必要なツールや機器を選定し、適切な設定や管理を行います。
    これには、既存のITインフラとの連携や、最新のセキュリティ技術を取り入れることが求められます(セキュリティインシデントの早期発見ばかりでは、あまり意味がないといえます)。
    攻撃の傾向からの対策を行うことが重要です(例えば、公開サーバのOSや特定アプリの脆弱性を狙う攻撃が増えているという傾向があるとき、更新プログラムやパッチの適用、バージョンアップを行うことで、攻撃の被害をなくすことができ、IPSなどがあれば、該当の攻撃を検知するパターン(シグネチャ)を遮断すれば、攻撃はうけなくなります)。

  4. 運用管理のポイントとして、定期的な運用レビューを行い、組織全体のセキュリティ意識向上や運用品質の維持・向上を目指します。また、適切なコスト管理や人材育成にも注力し、SOC運用の効果を最大限に引き出すための取り組みを行います。これらの要素を踏まえた効果的なSOC運用と運用管理により、組織のセキュリティ対策が強化され、サイバーセキュリティリスクの低減が期待できます。

これらの要素を踏まえた効果的なSOC運用と運用管理により、組織のセキュリティ対策が強化され、サイバーセキュリティリスクの低減が期待できます。

3-1.ネットワーク監視・ログ解析・インシデント対応の重要性

現代の企業は、サイバー攻撃による脅威に対処するため、ネットワーク監視、ログ解析、インシデント対応の3つが重要です。
これら3つの要素は、セキュリティ体制を強化し、ビジネスを継続させる上で欠かせません。

まず、一つ目のネットワーク監視は、企業のネットワーク環境を常時監視し、不正アクセスや横取りなどの脅威を検知する役割を果たします。ネットワーク監視を行うことで、リアルタイムに問題を把握し、早期に対処が可能となります。


一方、二つ目のログ解析は、ネットワーク機器やITシステムが生成するログデータを分析し、不正な通信や攻撃を検知することができます。
ログ解析を行うことで、過去のデータをもとに攻撃者の手口や経路を特定し、今後の対策に活かすことができます。


三つ目のインシデント対応は、セキュリティインシデントが発生した際に、素早く適切な対応を行うことで被害を最小限に抑える役割があります。
インシデント対応を適切に行うことで、企業の業務に与える影響を低減し、事業の継続性を確保することができます。


これら3つの要素は、企業のセキュリティ対策をトータルでサポートするSOC(Security Operation Center)やCSIRT(Computer Security Incident Response Team)の運用においても重要です。
ネットワーク監視、ログ解析、インシデント対応を総合的に行うことで、企業全体のセキュリティを強化し、サイバー攻撃から自社を守ることが可能となります。※CSIRT, MDRについては後述

3-2.SOC運用に必要な人材育成とAI技術の活用

SOC(Security Operation Center)運用には、高度なセキュリティ知識と技術を持つ人材が不可欠です。
しかし、セキュリティ人材の需要が増える一方、供給は不足しており、人材育成が重要な課題となっています。
また、AI技術の活用が、SOC運用を効率化し、人材不足の課題を解決する一助となると考えられます。


人材育成においては、専門性を持つトレーニングや定期的なセミナー、資料提供を行うことで、社内のセキュリティ人材のスキルを向上させることができます。また、経験豊富な外部の専門家や企業と連携し、ノウハウや技術の共有を図ることも効果的です。

また、AI技術の活用により、SOC運用の効率化や高度な検知が実現できます。

例えば、AIを利用したログ解析やネットワーク監視は、大量のデータから異常を検出し、インシデント対応を迅速化することができ、AIによる自動化された対応が可能となることで、人材不足の問題改善に繋がります。
さらに、昨今ではAI技術を活用した新たなセキュリティ製品やサービスが続々と登場してきており、企業が独自に構築する必要のない環境も整備されつつあります。

これにより、適切なセキュリティ対策を導入しやすくなり、企業のビジネス環境を守る上での負担を軽減することが期待できます。

4.SOCと他のセキュリティ組織(CSIRT, MDR)との違い

セキュリティが専門でない方にとって、SOC、CSIRT、MDRは混同されやすいかもしれません。

その理由として、SOC、CSIRT、MDRは、それぞれがサイバーセキュリティにおける脅威の検出と対応に関与しており、相互に補完し合う役割を持っているためです。
どれもセキュリティインシデントの監視、検知、対応を含む活動を行うため、機能や目的が重なる部分が多いからです。


それぞれの違いについて説明します。


まず、一つ目のSOC(Security Operation Center)は、企業のネットワークやシステムを対外的なサイバー攻撃から守るために、監視、検知、対応の業務を行っています。

二つ目のCSIRT(Computer Security Incident Response Team)は、インシデント発生時の対策と調査、解決に特化した専門チームです。

三つめのMDR(Managed Detection and Response)は、企業のネットワークやシステムへの脅威を検知し、対応するサービスを提供する外部企業です。

これらの組織はそれぞれ異なる役割を担っており、SOCは組織内でセキュリティ対策の運用管理を担当し、CSIRTはインシデント対応の専門知識を持つチームとして活用されます。
また、MDRは外部企業として検知や対応をサポートします。

適切なセキュリティ体制を維持するために、これらの組織にはそれぞれの役割を理解し、効果的な連携が求められます。

4-1.SOC, CSIRT, MDRのそれぞれの役割と機能比較

SOCは企業内のセキュリティ対策の中心的存在で、システムやネットワークの監視、検知、対応業務を行います。主な機能は、ログ解析、脅威インテリジェンス、インシデント検知です。


CSIRTはインシデント発生時に即時対応が可能な専門チームで、主な役割はインシデント調査、原因特定、対策立案、復旧支援です。CSIRTは高度な技術知識や専門性を持ち、内部専門チームもしくは外部委託を選択できます。


MDRは、企業のインフラを保護するために、外部専門企業が提供するサービスで、検知や対応を行います。MDRはSOCやCSIRTと連携し、組織のセキュリティ体制を強化します。

それぞれの役割と機能を比較すると、以下のようになります。

  • SOC: 監視、検知、対応業務、脅威インテリジェンス
  • CSIRT: インシデント対応、調査、原因特定、対策立案、復旧支援
  • MDR: 検知、対応サービス


企業はこれらの組織を組み合わせて、最適なセキュリティ対策体制を構築することが求められます。

SOCとは?【2024年最新】セキュリティ運用の全貌を解説_記事イメージ画像

4-2.企業のセキュリティ体制における適切な組織運用のポイント

企業のセキュリティ体制を適切に運用するためには、以下のポイントを考慮することが重要です。
 

  1. リスク分析と対策プランの策定
  2. 組織へのセキュリティ意識の浸透と人材育成
  3. インシデント発生時の対応手順の整備
  4. セキュリティ監視体制の構築
  5. 情報共有と協力関係の確立
  6. システムとデバイスの適切な管理


まず、リスク分析を行い、セキュリティ対策プランを策定することが基本です。
これにより、外部攻撃や内部脅威にどのように対処するかを明確化し、業務の継続性を確保できます。


次に、組織全体でセキュリティ意識を高める取り組みや、専門知識を持つ人材の育成が必要です。これにより、組織全体でセキュリティ対策が推進され、インシデント対応能力も向上します。


インシデント発生時の対応手順を明確にしておくことも重要です。
具体的な手順と担当者を事前に決めておくことで、迅速かつ適切な対応が可能となります。
また、セキュリティ監視体制を構築することで、潜在的なリスクや脅威を早期に検知・対処できるようになります。

これには、自社での監視だけでなく、外部の専門企業が提供するSOC(Security Operation Center)サービスを利用することも有効です。


情報共有と協力関係の確立も適切な組織運用には欠かせません。他企業や外部専門機関との協力体制を構築することで、最新の脅威情報や対策知識を共有でき、効果的なセキュリティ対策が実施できます。最後に、システムやデバイスを適切に管理することで、不正アクセスや情報漏洩のリスクを軽減できます。

5.SOCサービスの提供企業の選び方と導入事例

SOCサービスの提供企業を選ぶ際には、以下の要素を考慮することが重要です。

  • 豊富な実績と専門知識
  • カスタマイズ性の高いサービス展開
  • 適切なコストとサービス品質
  • セキュリティインシデントへの迅速な対応
  • サポート体制と情報共有の充実


導入事例として、ある企業では、システムの複雑化やサイバー攻撃の高度化に対応するため、外部のSOCサービス提供企業を活用してセキュリティ監視を強化しました。専門知識を持つ外部企業の支援を受けることで、早期にセキュリティ脅威を検出し、迅速な対応が可能となり、社内のITリソースも効率的に活用できるようになりました。


また、ある組織では、自社での監視だけでなく、CSIRT(Computer Security Incident Response Team)機能を持つ外部のSOCサービス提供企業と提携しました。
これにより、インシデント発生時の迅速な情報収集と対応が可能となり、被害の拡大を防ぐことができました。


これらの事例からも分かるように、SOCサービスの提供企業選びや導入が、企業のセキュリティ対策にプラスの効果をもたらすことが期待されます。

5-1.SOCサービス提供企業の選定基準と提案資料の活用法

SOCサービスは、企業のセキュリティ体制を強化するための重要な役割を果たします。選定基準には以下のポイントが参考になります。

  • サービスの範囲と機能
  • 専門知識と実績
  • コストとROI
  • サポート体制
  • 運用の柔軟性


提案資料の活用法としては、以下の方法があります。

  • 企業の要件とサービス内容のマッチング
  • 資料から学ぶ最新のセキュリティ事情
  • 業務効率化やコスト削減のイメージを具体化
  • 導入時のリスク分析


これらを踏まえた上で、最適なSOCサービス提供企業を選定し、効果的なセキュリティ強化を実現していくことが求められます。

5-2.SOC導入事例と効果的な運用実績の紹介

SOC導入事例では、実際の企業での運用実績が重要なポイントとなります。典型的な事例は以下のようなものです。

  • セキュリティインシデント検知能力の向上
  • ネットワークやシステムの設定ミスの特定と修正
  • 人材不足解消による業務効率の向上
  • コンプライアンス対策の強化


効果的な運用実績には、以下の要素が考慮されます。

  • 目的に沿ったシステム構築と運用
  • 継続的な分析・監視によるリスク管理
  • 専門家との連携による高度な対策


これらの事例と運用実績を参考に、自社の課題に合わせたSOCサービスの導入を検討し、セキュリティを総合的に強化していくことが重要です。

6.クエストのSOCサービス「Q-SOC」について

当社のSOCサービス「Q-SOC」は、様々な組織におけるセキュリティ対策の要となり得る、専門的なサービスです。


Q-SOCでは、アタックの検知、インシデント分析、対応策の提案を含む一連のセキュリティ業務を遂行します。それにより企業は専門的な知識とツールが揃ったIT環境を活用できます。


また、Q-SOCの特長として、以下のポイントが挙げられます。

  • 最新のセキュリティ情報の活用
  • 外部脅威情報と内部ネットワークの統合分析
  • ログ解析を含む高度な監視機能の提供
  • AIを活用したインシデント検出と対応
  • CSIRT体制と連携して迅速な対応が可能


Q-SOCは、企業のセキュリティ負担を軽減し、ビジネス対策の強化に役立ちます。
最後に、Q-SOC導入によるメリットは以下のとおりです。

  • セキュリティ対策の専門化と効率化
  • 発生リスクの低減
  • コストと人材の削減
  • サイバー攻撃からの保護の強化


セキュリティに悩まれているご担当者様は、是非、当社のウェブサイトにて、Q-SOCサービスに関する詳細情報をご覧ください。

7.SOCの概要とクエストのQ-SOCサービスについて

セキュリティ対策を効果的に実施するために、企業はSOC(Security Operation Center)の導入を検討することが増えています。

SOCは、組織のIT環境を監視・分析し、セキュリティインシデントが発生した際に迅速な対応を行う専門部門です。その中でも、当社が提供するQ-SOCサービスは、以下のメリットを享受できるとされています。


【SOCのメリット】

  • セキュリティ対策の専門化と効率化
  • リスクの低減
  • コストと人材の削減
  • サイバー攻撃からの保護の強化

SOCは、専門知識を持つ人材や検知・対応技術を活用して、ネットワークやデバイスの監視とログ解析を行い、インシデント発生時には迅速な対策が可能です。
また、外部の脅威だけでなく、内部からのリスクも把握しやすいため、企業のセキュリティ対策全体の強化につながります。

クエストの「Q-SOCサービス」では、セキュリティ専門のエンジニアが様々なセキュリティインシデントに対する対策をサポートします。
これにより、お客様はより安全にビジネスを展開することが可能となります。


当社が提供するQ-SOC以外にも、多くの他社SOCサービスが存在しますが、それぞれの特徴やコストを検討し、自社に適したものを選ぶことが重要です。


さらに詳しい情報について知りたい方は、当社の「Q-SOC」サービスページをご覧ください。