「UTM / EDRを入れたから、もう安心」
こんな“誤解”をしていませんか?
「UTMは導入した」「EDRも一応入れてある」
でも、それが実際に“機能”しているか、説明できますか?
- ログを見ても内容がわからない
- アラートが出ても、対応すべきか判断できない
- セキュリティ担当は名ばかりで、実質兼任や外注頼み
- “どのレベルまでやればいいのか”すらわからない
多くの中堅・中小企業がUTMやEDRを導入したことで、セキュリティ対策は万全だと考えています。しかし、実際には設定不備、運用の穴、アラート放置といった“人と運用の壁”がリスクの温床となっているのです。
“製品を入れる”ことと、“守れる状態をつくる”ことは
まったく違う
実際、こんなお悩みが寄せられています



これらは、どの企業でも“起こりうる”ことです
セキュリティ対策を導入しても、それを活かせる“運用体制”がなければ、本当の防御にはなりません。
特に中堅・中小企業では「専任者がいない」「現場の対応に限界がある」といった声が多く、担当者任せ・放置状態になっていることも。
“製品を入れる”ことと、“守れる状態をつくる”ことは、まったく違うのです。
【攻撃の手口は複雑化】サイバー攻撃は経営リスクに
直結します
“攻撃が当たる”前に崩壊するサイバードミノの現実
いま攻撃者は、大企業だけでなく、その取引先・下請け・パートナー企業を狙っています。
つまり中小・中堅企業であっても、攻撃の“入口”になることがあるのです。
さらに攻撃の手口は複雑化し、単純なウイルス感染だけではありません。
重要なのは、“入れて終わり”ではなく
“動かして守る”こと
ログを解析し、危険を検知し、アクションを取らなければ、“形だけの対策”に過ぎません。
- セキュリティ担当が1人しかいない
- 社内にノウハウがない
- 製品ベンダーに丸投げ状態
Q-SOCは、こうした“運用面の不安”に対して、実行可能なセキュリティ体制の構築と支援を行います。
“一人情シス”を負担から解放する
中堅・中小企業向けSOCサービス「Q-SOC」
セキュリティ専門家による24時間365日有人監視サービス
Q-SOCとは、「クエスト・セキュリティ・オペレーション・センター」の略です。
クエストのQ-SOCは、Palo Alto、Fortinet の各社UTMをお客様に代わって24時間365日体制でセキュリティ監視を行い、サイバー攻撃の検知・分析・防御し、対応策の立案などをご支援し、導入製品を“使える状態”に保つ運用体制を支援します。
セキュリティ製品を、“チームで運用できる状態”へ。
Q-SOCが、貴社の“できる体制”をつくります。
ツールの導入で終わらせず、「運用できている」状態へ。
人手が足りなくても、専門知識がなくても、実践的なセキュリティ体制の構築をQ-SOCが支援します。



Q-SOCが解決する主な課題
現場は日々「わからない」「判断できない」不安と隣り合わせ。
Q-SOCは、そんな人手不足の現場でも、専門知識がなくても、“迷わず・守れる”状態をつくります。
属人的な運用から脱却し、誰でも再現できるセキュリティ体制へ。
「攻撃が来る前に、備える」安心を、すべての企業に。
Q-SOCが提供するサービス
Q-SOCは「監視サービス」と「運用サービス」で構成され、標準メニューとオプションメニューから必要な機能を選択できます。
ニーズに応じてオプションを追加することで、お客様に合わせた柔軟な月額サービスをご利用できます。
| サービス項目 | サービス内容 | |
| 監視 | 機器監視 | 機器の死活、リソース、障害、システムエラーの監視/トラブル時の原因調査 |
| セキュリティ監視 | IPS/IDS、AntiVirus、AntiSpyware、DoSを利用して攻撃を監視・検知・防御 | |
| インシデント初動対応 | インシデントの検知・通知、一次対応 一時対応は、インシデントログを検知・通知するだけでなく、必要なアラートの内容を分析して、影響範囲を確認、過去の攻撃履歴も確認し、必要に応じてソースアドレスをUTMで遮断します |
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| 月次報告書 | 月次でセキュリティアラート等を提示(分析なし) | |
| 運用 | バージョンアップ | 年1回、メジャー、または、マイナーバージョンのバージョンアップ |
|
設定変更 |
・お客様から所定の依頼書により申請いただき、Firewall、セキュリティ機能の設定変更、ハードウェア保守対応、機器監視によるアラートを検知した際、一次切り分けを行い、保守ベンダに対して、問い合わせ、機器交換時の調整を行います ・アラート分析による設定変更の提案・変更作業 |
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| 問合せ対応 | 機器やサービス仕様の問い合わせ対応 | |
| ハードウェア 保守対応 |
機器監視によるアラートを検知した際、一次切り分けを行い、保守ベンダに対して、問い合わせ、機器交換時の調整を行います | |
サービス利用者からの評価ポイント
Q-SOCが選ばれる理由
中堅・中小企業の“まだ整っていないセキュリティ体制”を支えるには、単なる製品の導入では不十分です。
Q-SOCが支持されるのは、クエストの「3つの一貫性」があるから。
この“人と運用に根ざした支援”が、大手SOCや単なるセキュリティ製品にはない、選ばれる理由となっています。
クエストの3つの一貫性
01|“一貫した伴走体制” 導入前から運用中まで、すべてクエストが対応
多くのSOCサービスでは、導入支援は他社、運用は外部BPO、アラート解析は製品メーカーと対応が分断されています。
一方、Q-SOCは違います。
導入前ヒアリング・設計から
- 監視設計・ルール策定
- アラート分析、レポーティング
これらをすべてクエストの社内メンバーが担う「一社完結体制」。
だから、要望にも迅速に柔軟に対応でき、お客様の背景や事情を理解したうえでの提案が可能です。
02|“一貫した人の目視対応” 経験あるアナリストが判断・行動
Q-SOCでは、すべてのアラートや検知を“人の目”で確認・判断しています。
自動化では拾えない攻撃の文脈、業務影響、過検知なども、人が丁寧に確認します。
例えば:
公開サーバでアラートがあがり、複数の兆候があった
→ それぞれの関連性を見て"潜在的な攻撃"の可能性が高いと判断、早期通報
業務上必要なクラウドサーバでアラートがあがった
→ それぞれの関連性を見て"誤検知"と判断、不要な警戒と対応を回避
こうした対応ができるのは、クエストがアナリストを自社で抱え、運用に責任を持っているから。
お客様との温度感も、単なる“通知”ではなく“対話と判断”を重視しています。
03|“一貫した改善支援” 実態に即したレポートと提案を継続
Q-SOCは、単に「監視しておしまい」ではありません。
月次報告書や報告会で、現状の可視化と継続的な改善提案を行います。
- 検知件数の推移
- 通常時との比較分析
- 設定変更・ルールチューニングの提案
特に、「なにが正常で、なにが異常なのか分からない」と不安を抱える企業様に対し、“安心できる根拠のあるセキュリティ運用”を提供することを大切にしています。
導入から運用まで、安心してお任せください
Q-SOCは伴走型の導入支援を提供します
はじめてのセキュリティ対策でも安心。伴走する導入プロセス
Q-SOCは、「導入して終わり」ではありません。
ヒアリングから環境調査、設定、レポート作成、定期報告まで、お客様の社内体制やリソースに合わせた“現実的な導入支援”を提供します。
貴社に合わせた導入プロセスを設計
貴社の体制・予算に合わせた柔軟な選択肢も、一緒に検討できます
「いきなり本格導入するのは不安」「まずは少しだけ始めてみたい」といった声に対しても、Q-SOCでは柔軟に対応しています。
必要に応じて段階的な導入方法やスモールスタートのご提案も可能です。
まずは、貴社の状況を丁寧にヒアリングした上で、最適な導入プランを一緒に検討させてください。
他社SOCサービスとの違いまとめ
クエストと他社との違い| “売って終わり”ではなく、“守れる状態”まで一貫支援
多くのセキュリティベンダーは「製品を売る会社」です。
クエストは、「製品を使って“守れる状態”にする会社」です。
| 項目 | 一般的なセキュリティベンダー | クエスト |
| 運用の主体 | 外注BPO/製品連携 | クエスト社内の専門チーム |
| アラートの対応 | 自動通知・テンプレ対応 | アナリストによる目視+判断+報告 |
| 設定変更などの支援 | 別料金・別担当 | 月額内で柔軟に対応(※回数制限あり) |
| 改善提案 | なし/限定的 | 毎月のレポート&提案で支援継続 |
| コミュニケーション | 定型・事務的 | 顧客の理解と温度感に寄り添った提案 |
クエストが選ばれる最大の特徴
クエストが揃える“三位一体の支援力”
多くのセキュリティベンダーは、「製品を売る会社」です。
私たちクエストは、「製品を自社に合わせて“活かす仕組み”をつくる会社」です。
- 製品選定だけでなく、実際の利用・管理・社内浸透まで“現場を支援
- セキュリティ部門の立ち上げや、体制のあるべき姿を提示
- 中小・中堅企業の現実に即した“等身大のセキュリティ”を設計
その違いこそが、私たちが創業から60年間、多くのお客様から選ばれ続けている理由です。
よくある質問(FAQ)
Q1. セキュリティ製品(UTMなど)はすでに導入済みですが、それでもQ-SOCは必要ですか?
A. はい、Q-SOCはUTM導入済みの企業にも効果を発揮します。
セキュリティ機器はその「設計」と「入れたあと、どう活用するか」が重要です。
UTMは強力なセキュリティ機器ですが、「何が検知されたか」「どう対応するか」といった運用面が欠けていると、十分な効果を発揮できません。Q-SOCは、UTMの設定やアラート対応を含め、機器を“活かす”運用体制をご一緒に構築するサービスです。導入済みのUTMを無駄にせず、最大限に活用できます。
Q2. 「監視」と「運用支援」はどこまで対応してくれるのですか?
A. 単なる“監視”にとどまらず、設定支援・対応フローの整理まで対応します。
アラートの内容に応じて、通信ポリシーの提案・UTM設定変更の助言・一次対応の判断など、実運用に踏み込んだ支援を行います。また、必要に応じて月次レポートや改善提案もご提供。監視だけで終わらず、“日々使えるセキュリティ体制”をご一緒に整備します。
Q3. アラートが出たとき、Q-SOC側が自動で対応してくれるのですか?
A. Q-SOCの監視範囲内であれば、即時対応を行います。
例えばUTMやファイアウォール配下での通信制御や遮断が必要なケースでは、Q-SOC側で判断・対処まで実施可能です。それ以外の領域については、お客様と連携し、必要な対策をアドバイスまたは代行手順をご提案する形で、実務上の不安をカバーします。
Q4. 社内にセキュリティの専門知識がないのですが、導入後の運用は本当に可能ですか?
A. はい、Q-SOCは 情シス1名体制”でも運用できるよう設計されています。
技術的な用語の解説から、設定提案、アラートへの判断支援まで丁寧に伴走。運用面で不安がある方でもスムーズに進められるよう、個社ごとの体制に合わせたサポートを行います。過去にも非専任のご担当者が導入・運用されている実績が多数あります。
Q5. 導入前に、うちの環境でも対応可能かを確認してもらえますか?
A. はい、事前にヒアリングや環境確認を行い、対応可否を丁寧にご案内します。
UTMの機種、運用中のクラウド環境、拠点数などを踏まえて、Q-SOCの適用範囲と導入設計をご提案。必要に応じて、調査や環境診断も実施いたしますので、お気軽にご相談ください。
Q6. 月額費用や導入費用の目安が知りたいのですが、どのくらいかかりますか?
A. ご要望と環境に応じて柔軟にお見積もりいたします。
Q-SOCは、拠点数や機器構成により金額が変動するため、まずはヒアリングの上で最適なプランをご提案いたします。人件費に比べて高い費用対効果が見込めるため、情シスの人員不足に悩まれる企業様にご好評をいただいています。
Q7. お試しや段階的な導入は可能ですか?
A. はい、スモールスタートや段階導入のご相談も承ります。
Q-SOCは、いきなりのフル導入が難しい企業様にも対応可能です。ご要望に応じて、情報収集・ログ監視・報告といった一部のプロセスのみを限定的にご提供し、運用イメージを体感していただくことも可能です(※有償となるケースがございます)。まずはご相談ください。
Q8. 複数拠点やテレワーク環境でも監視対象になりますか?
A. はい、拠点・テレワークを問わず監視可能です。
UTM機器やVPN環境を通じて各拠点の通信を可視化・監視できます。クラウドサービスやリモートアクセスに関するアラート検知も可能ですので、全社的なセキュリティ強化を進めたい企業様にも安心してご利用いただけます。
Q9. 万が一のインシデント発生時、どのような対応体制になっていますか?
A. 緊急時は即座にご連絡し、状況に応じた対応を伴走します。
Q-SOCは、アラートの内容とリスクに応じて迅速に通知。緊急遮断や設定変更が必要な場合は技術的助言や対応案を即時にご提示します。インシデント発生後の報告・再発防止策についても、月次レポート等で継続的に支援いたします。
Q10. 経営層への報告用に使えるようなレポートや資料は提供されますか?
A. はい、月次でわかりやすいレポートをご提供いたします。
報告書は、技術者だけでなく、経営層にも伝わりやすい形式でご用意。
サマリーや図解を活用し、「セキュリティ体制の説明責任」を果たすための資料としてもご活用いただけます。必要に応じて、経営報告用の補足資料作成もお手伝いいたします。
あなたの会社に“本当に必要なセキュリティ”を
クエストと一緒に考えてみませんか?
サイバー攻撃の脅威は待ってくれません。
限られた体制でも、“現実的に守れる”セキュリティ運用体制を構築することが、これからの企業に求められています。
Q-SOCは、UTMを導入しただけでは守りきれない現実に向き合い、「どう運用すべきか」まで一緒に考える伴走型セキュリティ支援サービスです。
相談は無料。まだ検討初期の段階でも、お気軽にお声がけください。
導入済み・未導入を問わず、現状の環境に合わせた最適な形をご提案します。
主な取り扱い製品
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Palo Alto Networks PA シリーズ
クエストは Palo Alto Networks のイノベーター認定を取得
※2025年10月現在
※本文中に掲載の製品名、社名は各社の商標または登録商標です。