目次

「セキュリティ対策ソフトウェアとは、具体的にはどういうもの?」
「セキュリティ対策ソフトウェアって、必要なの?」

と感じていませんか?

セキュリティ対策ソフトウェアとは、コンピューターウイルスやマルウェアなどのサイバー攻撃からユーザーのシステムを保護するためのツールのことです。

セキュリティ対策ソフトウェアの導入は必須です。

  • 金銭的損失のおそれがある
  • 復旧コストがかかる
  • 機会損失となる
  • 顧客からの信頼の喪失、ブランドイメージの損失のおそれがある

といったリスクがあるためです。


実際に、経済産業省近畿経済産業局による「令和2年度中小企業サイバーセキュリティ対策促進事業 (関西サイバーセキュリティ促進強化事業) 関西におけるサイバーセキュリティ対策の実態把握」によると、「サイバーセキュリティ対策を実施している」と回答した企業が82.4%と多数になっています。

つまり、セキュリティリスクを防ぐために多くの企業がセキュリティ対策に乗り出しており、ビジネスにおいてセキュリティ対策ソフトウェアの重要性は高まっているのです。


ただし、セキュリティ対策ソフトウェアはその重要性を理解して購入するだけでは、堅牢なセキュリティ対策を実施することはできません。

自社にとって最適なセキュリティ対策ソフトウェアを選び出せるようにならなければ、せっかく購入したのに自社のPCでは起動できなかったり、数が足りなくなってしまったり、といったトラブルが発生する可能性があります。


また、実施したいセキュリティ対策に対して的外れなソフトウェアを購入してしまっては、購入コストが無駄になるばかりか、ウイルスやマルウェアの侵入を許してしまうおそれもあるのです。

そこでこの記事では、セキュリティ対策ソフトウェアの基礎知識だけでなく、

  • セキュリティ対策ソフトウェアの選び方
  • おすすめのセキュリティ対策ソフトウェア
  • 【課題別】おすすめのセキュリティ対策ソフトウェア

もあわせて解説します。

また本記事の内容は以下のとおりです。

【本記事の内容】

  • セキュリティ対策ソフトウェアとは
  • セキュリティ対策ソフトウェアの4つの選び方ポイント
  • セキュリティ対策ソフトウェアのおすすめ7選
  • 【課題別】おすすめのセキュリティ対策ソフトウェア


この記事を読むことで、セキュリティ対策ソフトウェアの基礎知識が身につくだけでなく、自社にぴったりのセキュリティ対策ソフトウェアを選び出して、万全なセキュリティ対策実施への第一歩を踏み出せるようになります。

ぜひ最後までお読みください。

1.セキュリティ対策ソフトウェアとは

セキュリティ対策ソフトウェアのイメージ画像

まずはセキュリティ対策ソフトの基礎知識について理解するため、以下3つを解説します。

  • セキュリティ対策ソフトウェアとは
  • セキュリティ対策ソフトウェアの導入は必要
  • セキュリティ対策ソフトウェアの基本機能

それぞれ詳しく見ていきましょう。


なお、セキュリティ対策ソフトウェアに関して基礎知識がある方は「2.セキュリティ対策ソフトウェアの4つの選び方ポイント」「3.セキュリティ対策ソフトウェアのおすすめ7選」からお読みください。

1-1.セキュリティ対策ソフトウェアとは、ウイルスやサイバー脅威からシステムを守るツールのこと

セキュリティ対策ソフトウェアとは、コンピュータウイルスやマルウェアなどのサイバー脅威からユーザーのシステムを保護するためのツールです。

【メールによるサイバー攻撃に対するセキュリティ対策ソフトウェアの対処イメージ例】

【メールによるサイバー攻撃に対するセキュリティ対策ソフトウェアの対処イメージ例】

たとえばインターネットバンキングを利用する際に、悪意のあるリンクやダウンロードをブロックし、金融情報の漏洩を防いでいるのはセキュリティ対策ソフトウェアです。
また企業においてセキュリティ対策ソフトウェアは、ウイルスやマルウェアなどのサイバー攻撃を防ぎ、企業の機密情報を保護し、安心して業務に取り組むことができます。

このようにセキュリティ対策ソフトは、私たちが日常的に利用しているアプリやシステム、Webサービスなどについて回るサイバー的な脅威から守ってくれる、欠かせないツールなのです。

1-2.セキュリティ対策ソフトウェアの導入は必須!82%が導入している

セキュリティ対策ソフトウェアの導入は、現代のデジタル化社会において不可欠です。

というのも、セキュリティ対策ソフトウェアを導入しなければ、以下のようにさまざまなリスクが生じるためです。

【セキュリティ対策ソフトウェアを導入しない場合に企業が被るリスク】
リスク リスクについての解説 被害事例
金銭的損失のおそれが
ある
ランサムウェア攻撃でデータが人質にとられ、解除のための身代金を払うことを余儀なくされるケースがあります。また、機密情報の盗難による甚大なビジネス上の打撃、サイバー詐欺による資金損失も考えられます。 2020年6月、国内の大手自動車会社がランサムウェアに感染。その結果、海外の9工場で生産が一時停止、国内の3工場でも出荷を一時停止する事態となってしまいました。さらに、事務系社員のパソコンも使えなくなるといった被害も生じ、被害企業は大きな金銭的損失を被りました。
復旧コストがかかる マルウェアやその他のセキュリティ侵害の後始末には、システムのクリーンアップ、データの復元、将来の攻撃に備えたセキュリティ体制の刷新など、相当な額の投資が伴います。
トレンドマイクロ社の調査「法人組織のセキュリティ動向調査 2020年版」によると、2020年においてサイバー攻撃における被害金額が、1,000万円超えた日本企業は33.5%。年間被害額の平均は約1億4800万円と報告されています。
2021年8月、大手建設コンサル会社がサイバー攻撃の被害を受けた際、復旧や調査費用として約6.5億円の特別損失が計上されました。この金額はその年度における営業利益の20%ほどであったといわれています。
機会損失となる セキュリティ侵害の結果、顧客の大量離反、プロジェクトの中止、市場参入の遅れなどがあり、収益を大幅に損なう可能性があります。 2022年8月、人材会社が運営している資格検定申込サイトのWebサーバーが、SQLインジェクション攻撃を受け、利用者のメールアドレス最大298,826件が流出してしまいました。
原因判明と脆弱性箇所改修のため、当該Webサイトは2022年5月~8月の間に約3ヶ月停止していました。
顧客からの信頼の喪失、ブランドイメージの損失のおそれがある 顧客の大切な個人情報や財務情報が流出した場合、それによって消費者や取引関係者の信頼を著しく失い、修復には時間がかかります。
また、企業の情報セキュリティ体制の甘さが発覚することで、ブランドイメージが著しく低下し、その結果、企業イメージ再構築に膨大な時間とコストがかかります。
2017年、ECサイト運営を行う企業から1万人以上の顧客のクレジットカード情報が盗まれる事件が発生しました。カード情報の中には有効期限やセキュリティ情報も含まれていたため、カードを不正利用される被害者も多数。このECサイトを運営する企業は、被害状況の公開やその対策を遅らせたため、世間から非難を浴びました



サイバーセキュリティソリューションプロバイダーであるチェック・ポイント・ソフトウェア・テクノロジーズの「サイバー攻撃トレンド2023年 中間レポート」によると、2023年第2期(第2四半期)に全世界の週間サイバー攻撃数が8%増加し、過去2年間において増加率が最も多いことが明らかになりました。
さらに、2023年上半期において、日本における1組織あたりの週平均サイバー攻撃数は1,119件。前年同期比で6%の増加となっており、年々サイバー攻撃の脅威は大きくなっていることがわかります。


経済産業省近畿経済産業局による「令和2年度中小企業サイバーセキュリティ対策促進事業 (関西サイバーセキュリティ促進強化事業) 関西におけるサイバーセキュリティ対策の実態把握」によると、・「サイバーセキュリティ対策を実施している」と回答した企業が82.4%と多数になっており、多くの企業でセキュリティ対策の重要性が高まっていることがわかります。


こうしたことから、企業が積極的にセキュリティ対策ソフトの導入・更新を進めることは、安心して経営を続けるためには必要不可欠なのです。


したがって、もしセキュリティ対策ソフトウェアを導入していない場合は、必ず導入することを強く推奨します。

1-3.セキュリティ対策ソフトウェアの基本機能

セキュリティ対策ソフトウェアは、さまざまなリスクに対処するために必要不可欠なツールであることをお伝えしましたが、具体的には以下のような機能を持っています。

機能 機能名 解説
コンピューターを保護するための機能 マルウェア、
スパイウェア対策
マルウェア(※①)やスパイウェアなど、悪意のあるソフトウェアの検出と排除を行い、不正アクセスやデータの盗難、システムの乗っ取りなどを防ぎます。
デバイスコントロール USBメモリーやCD/DVDなどの外部デバイスからの脅威を監視し、不正なデータの転送を防止します。そうすることで外部からのウイルス感染やデータ漏洩のリスクを低減します。
アンチセフト デバイスの紛失や盗難に対応するための機能で、遠隔からデバイスを追跡し、データを保護または消去することができます。
Webカメラ保護 不正なアクセスからユーザーのプライバシーを守るため、Webカメラへのアクセスを監視し、許可なく使用されることを防ぎます。
インターネット接続
を保護する機能
電子メール
クライアント保護
メール経由でのウイルス感染やフィッシング(※②)攻撃を防ぎます。不審なメールを自動的にフィルタリングし、安全な通信を保証します。
フィッシング対策 ユーザーがフィッシングサイトに誤ってアクセスするのを防ぎます。サイトの安全性をリアルタイムで評価し、ユーザーに警告します。
インターネット
バンキングと決済の保護
オンラインでの金融取引を安全に行うため、特別なセキュアブラウザ(※③)を提供し、キーロギング(※④)やフィッシングの試みから保護します。
ネットワークを
保護する機能
ファイアウォール 不正なネットワーク通信を検出し、ブロックすることで、外部からの攻撃を防ぎます。
IDS (侵入検知システム) ネットワーク上の異常な活動を監視し、侵入の兆候を検知することで、未然に攻撃を防ぎます。
ホームネットワークの
保護
ホームネットワークに接続されているデバイスを管理し、脆弱性(※⑤)や不審なデバイスの接続を検出します

▼用語解説

※①マルウェア:コンピューターや、その利用者に被害をもたらすことを目的としている、悪意のあるソフトウェアのこと。

※②フィッシング:実在する企業・金融機関などを装い、ユーザーネームや、パスワード、アカウントIDや、クレジットカード情報、金融口座の暗証番号などの個人情報を詐取する行為のこと。

※③セキュアブラウザ:ビジネスのためにセキュリティが強化され、不正アクセスや情報漏洩、Webサイトへのアクセス制限やファイルのアップロード・ダウンロードの制限などができる。

※④キーロギング:キーボードでPCに入力する内容を悪意のある者が密かに横取りし、記録する行為のこと。

※⑤脆弱性:ソフトウェアやOSなどにおいて、プログラムの不具合や設計上のミスが原因で発生するサイバーセキュリティ上の欠陥のこと。PCやスマホが脆弱性のある状態の場合、不正アクセスに利用されたり、ウイルスに感染したりする可能性がある。

このようにセキュリティ対策ソフトは、サイバー攻撃が増える現代において有用であり、企業にとって心強い存在なのです。

2.セキュリティ対策ソフトウェアの4つの選び方ポイント

セキュリティ対策ソフトウェア記事のイメージ画像

セキュリティ対策ソフトウェアについての基礎知識や必要性を理解すると、すぐにでもセキュリティ対策ソフトを購入・更新したくなりますが、その前にその選び方を知っておきましょう。

選び方を間違えてしまうと、せっかく購入したのに自社のPCでは起動できなかったり、数が足りなくなってしまったり、といったトラブルが発生する可能性があるのです。

以下の選び方をまずは頭に入れておきましょう。

  • 【必須】対応OSを確認する
  • 【必須】搭載機能、性能を確認する
  • 【必須】インストール可能台数をチェック
  • サポート体制が整っているか確認する

【必須】と記載された項目については、選択するうえで重要度の高い項目になるため、セキュリティ対策ソフトウェアを選ぶ際には必ず確認するようにしましょう。

それでは、それぞれ詳しく見ていきましょう。

2-1.【必須】対応OSを確認する

1つめは「対応OSを確認する」ことです。

OSはWindowsだけでなくMacやAndroidなどさまざまで、各企業の環境によって利用OSは異なります。

それぞれのOSには独自のセキュリティリスクが存在し、特定のOS向けに設計されたセキュリティ対策ソフトウェアが必要です。対応しているOSに適したソフトウェアを選ぶことで、そのOS特有の脅威から効果的に保護できます。

もしも自社PCのOSと合わないセキュリティ対策ソフトウェアを購入してしまった場合、ソフトウェアは正しく動作しない可能性が高くなり、購入費用が無駄になってしまうでしょう。


そうしたトラブルを避けるためにも、対応OSは必ず確認するようにしましょう。
対応OSは、製品の公式ホームページに記載されています。

2-2.【必須】搭載機能、性能を確認する

2つめは「搭載機能、性能を確認する」ことです。

現代のサイバー脅威は多岐にわたり、各セキュリティ対策ソフトウェアは異なる特徴と強みを持っています。そのため、自社の業種や事業内容、働き方(リモートワークorオフィスワーク)に応じて、自社に最適な機能・性能を持つセキュリティ対策ソフトウェアを選択することで、機密情報の保護、マルウェアからの防御、インターネットの安全な利用が可能になります。


たとえば銀行の場合、顧客の口座番号やクレジットカード情報、ローン情報、銀行取引の履歴、支払い履歴など、機密性の高いデータばかりを扱っています。そのため、セキュリティの機能は「データの暗号化」「侵入防止システム」「フィッシング対策」「定期的な脆弱性評価」などが必要になります。
また、より高い性能が求められるのはイメージしやすいのではないでしょうか。


銀行は一例ですが、このように、自社に合うセキュリティ対策ソフトウェアを選ぶことで、効果のあるセキュリティ対策を施すことができます。

企業の環境に応じたおすすめのセキュリティ対策ソフトウェアについては、「4.【業界別】おすすめのセキュリティ対策ソフトウェア」で紹介していますので、そちらを参考にしてください。

2-3.【必須】インストール可能台数をチェックする

3つめは「インストール可能台数をチェックする」ことです。

セキュリティ対策ソフトウェアには1台のデバイスにしかインストールできないものと、複数台のデバイスにインストールできるものがあります。(3台、5台、無制限などがあります。)

インストール可能台数を考慮せずに購入してしまうと、必要なすべてのデバイスをカバーできず、保護されていないデバイスが攻撃の対象となってしまいかねません。
または、ソフトウェア1点につき1台のデバイスをカバーするものだと思い込み、デバイスの台数分だけソフトウェアの数も揃えてしまい、余分に購入してしまう(無駄なコストの発生)といったおそれがあります。


こうしたトラブルを避けるため、インストール可能台数は必ずチェックするようにしましょう。
インストール台数についても、製品の公式ホームページの該当箇所に記載があるため、確認しておきましょう。

サポート体制が整っているか確認する

4つめは「サポート体制が整っているか確認する」ことです。

セキュリティ対策ソフトウェアは、ウイルス感染や不正アクセスなど、予期せぬセキュリティ事件を完全に防ぐことはできません。そのため、問題発生時に専門家から迅速なサポートを受けることが、被害の拡大防止に直結します。

サポート体制が不十分なセキュリティソフトウェアを選んだ場合、問題発生時に適切な対応が得られず、セキュリティリスクの解決が遅れることになります。その結果、ウイルス感染の拡大やデータ漏洩など、重大なセキュリティインシデントに繋がる可能性があります。


一方で、サポート体制が整っていれば、専門家の助けを借りて迅速に問題を解決でき、安定したセキュリティを維持することができるのです。

以下のようなサポート体制が整っているセキュリティ対策ソフトウェアを選ぶことで、トラブル時にも安心してサポートを受けることができるので、参考にしてください。


【サポート体制を確認する際に見るべき点】

  • 多様な問い合わせ手段

    メールだけでなく、電話やLINE、チャットサポートを提供するメーカーを選ぶと、緊急時にも迅速に対応を求めることができます。中には、有識者がそろうコミュニティでのサポートが受けられる製品もあります。



  • 24時間365日の電話サポート

    有事の際にいつでも相談できる電話サポートがあるメーカーを選びます。



  • 充実したFAQやオンラインヘルプ

    よくある質問やトラブルシューティングの情報が豊富に提供されていると、ユーザーの力だけで問題解決がしやすくなります。

3.セキュリティ対策ソフトウェアのおすすめ7選

セキュリティ対策ソフトウェア_コラムのイメージ画像

それではいよいよ、セキュリティ対策ソフトウェアのおすすめを7選ご紹介します。


これからご紹介するセキュリティ対策ソフトウェアは、どのソフトウェアも企業に導入する際に必須の機能を兼ねそろえているおすすめ製品です。ただし製品によって、対応OSや料金、ソフト種別(クラウドか、オンプレミスか)といった違いがあるため、自社の要件に合わせて選ぶようにしましょう。


また「4.【課題別】おすすめのセキュリティ対策ソフトウェア」では、企業の持つ課題別にセキュリティ対策ソフトウェア製品をご紹介しているので、そちらもあわせてご覧ください。

おすすめ
ソフトウェア
解説 おすすめポイント
ESET PROTECT ESET PROTECTはキヤノンマーケティングジャパン株式会社が提供するセキュリティ対策ソフトウェア。クラウド型とオンプレミス(※)型のセキュリティ管理が可能なツールです。 ①高いウイルス検出力と軽快な動作を実現
②他社セキュリティ対策ソフトウェアからの乗り換えがお得にできる
③使いやすいプログラムと技術力のあるサポートが魅力
アバスト スモール ビジネス サイバーセキュリティ ソリューション Avast Software Japan 合同会社が提供するセキュリティソフトで、数々の受賞歴があり、信頼できるセキュリティソフトウェアです。 ①監視者の負担を減らせる
②小規模企業から、大企業での使用もできるセキュリティサービス
③操作画面が使いやすく、素早く設定・監視ができる
Kaspersky 
スモール オフィス 
セキュリティ
Kasperskyのスモールオフィスセキュリティは、家庭用PCを保護するような手軽さと、ビジネスにおけるセキュリティを確保するための高度な技術を兼ねそろえたセキュリティソフトです。 ①業務を中断しないセキュリティ機能が優れている
②従業員の不注意によるランサムウェア攻撃から保護できる
③オンライン詐欺からの保護を強化できる
Symantec 
Endpoint Security
Broadcom Inc. の Symantec Endpoint Security は、高度な統合エンドポイント(※)セキュリティプラットフォームであり、PCとモバイルの両方を保護します。 ①エンドポイントに対する保護機能が優れている
②フットプリント(※)の縮小による円滑な業務遂行が可能
③脅威に対して迅速で高度な対応が期待できる
ZEROウイルス
セキュリティ
ソースネクストのセキュリティソフト「ZERO ウイルスセキュリティ」は、9年連続販売本数No.1で2,300社に導入され、ウイルス100%検知テストの合格実績を受賞しています。 ①更新料0円で継続費用は不要
②4種類のOSに対応し、軽くて楽な動作が魅力
③ランサムウェアにも対応し、乗り換えも楽にできる
PC Matic Pro ブルースター株式会社のPC Matic Proは、新種や亜種のマルウェアを未然に防ぐために、未調査の実行可能ファイルを専門の分析官が検査し、安全と判断されたファイルのみを実行許可するセキュリティソフトです。 ①国防レベルのセキュリティが実現できる
②未知のウイルス観戦を確実に拒否できる
③感染ゼロの記録を更新しているほど安全
i-FILTER デジタルアーツ株式会社のi-FILTERは、導入実績No.1のWebセキュリティプログラム。利用者がセキュリティに気を取られることなく安全なWeb環境を構築できます。 ①安全なURL以外はアクセスできないよう制限をかけることができ、堅牢な対策ができる
②組織運用ルールに合わせてWebアクセス制御ができる
③わかりやすい利用状況レポートによるWebアクセスログ管理ができ、情報漏洩リスクを的確に把握できる


それぞれ詳しく見ていきましょう。

3-1.ESET PROTECT

出典: キヤノンマーケティングジャパン株式会社「ESET PROTECT」

ESET PROTECTはキヤノンマーケティングジャパン株式会社が提供するセキュリティ対策ソフトウェア。クラウド型とオンプレミス(※)型のセキュリティ管理ツールがあります。例えば、ESET PROTECTのクラウド型のセキュリティ管理ツールの場合、リモートからの一元管理やクラウド環境での運用が可能です。ESET PROTECT Essential クラウドやESET PROTECT Advanced クラウドといったさまざまな種類が展開されており 企業のニーズに応じたセキュリティ対策を実現します。

※オンプレミス:企業が自社の物理的な施設の中にサーバーやデータベースなどのITインフラを設置し、自社で管理・運用する形態を指します。対比されるものとして、クラウドサービスを利用する場合は、外部のプロバイダーが提供するサーバーやサービスをインターネット経由で利用し、物理的な設備を自社で持つ必要がありません。


◆おすすめポイント

  1. 高いウイルス検出力と軽快な動作を実現

    ESET PROTECTは、「ESET LiveGrid」というクラウド型システムを用いて、ESETクラウドユーザーからマルウェア情報を収集。この情報をもとに、マルウェアの既存データと類似性を探り、エミュレーターでその挙動を詳細に分析することで、高度な検出が可能。また、クライアントPCやサーバーに余計な負荷をかけることなく軽快な動作を実現しています。

  2. 他社セキュリティ対策ソフトウェアからの乗り換えがお得にできる

    ESET PROTECTは、他社セキュリティソフトから乗り換える際には、他社ソフトの残りのサポート期間を保証してもらうことができ、気軽に乗り換えられます。複数のOSや仮想環境に対応し、Linux、Android、VMware、Citrixなど、多様な環境で利用可能。ビジネスの効率化と業務の円滑化をサポートします。柔軟性の高さが特徴で、導入と運用のコスト削減に貢献します。

  3. 使いやすいプログラムと技術力のあるサポートが魅力

    ESET PROTECTのセキュリティ管理ツールは、使いやすさと高いパフォーマンスを追求して開発されています。キヤノンITソリューションズが提供するこのソフトウェアは、SIerとしての豊富な経験と確かな技術力を背景に、購入後のサポートも万全。導入から導入後のフォローアップまで、丁寧にサポートしてくれます。

ソフトウェア基本情報
提供企業情名 キヤノンマーケティングジャパン株式会社
ソフト種別 クラウド型/オンプレミス型ソフト
対応OS Windows, Mac, Android, Linux, VMware, Citrix
推奨環境 PCブラウザ、Windowsアプリ、Macアプリ、Androidアプリ
機能 ファイアウォール
アンチウイルス
アンチスパム
不正侵入検知システム
メールセキュリティ
サンドボックス
Webフィルタリング
Webセキュリティ
サポート体制 メール
トライアル あり
製品種類別
最小料金

以下、一部製品の料金を抜粋。
※1ライセンス当たりの希望小売価格(税抜き、年額)

■料金例:ESET PROTECT Essential クラウド
 4,820円(税抜)※6-10ラインセンスの場合

■料金例:ESET PROTECT Essential オンプレミス
一般企業:4,270円(税抜)
教育機関:2,140円(税抜)
官公庁:3,210円(税抜)※6~25ラインセンスの場合

導入する傾向にある業種

導入する傾向にある
企業の規模

1,001名以上、101名-300名、301名-1,000名

3-2. アバスト スモール ビジネス サイバーセキュリティ ソリューション

出典:Avast Software Japan 合同会社「アバスト ビジネス アンチウイルス」

アバストビジネスアンチウイルスプロは、Avast Software Japan 合同会社が提供するセキュリティソフトです。数々の受賞歴があり、信頼できるセキュリティソフトウェアです。


◆おすすめポイント

  1. 監視者の負担を減らせる

    一元化されたダッシュボードで管理でき、各社員のデバイスの問題を監視できます。また、接続されているデバイス間に広がる恐れのある脅威に対しても、可視化を実現できます。

  2. 大企業での使用もできるセキュリティサービス

    アバスト製品の機能の一つ「ビジネス ハブ」を利用すれば、さまざまなセキュリティサービスの設置や構成、維持を手軽にできます。顧客のビジネスデータやデバイス、アプリケーション、ネットワークなどを最新のサーバー脅威から保護できます。また機密情報の改善の防止が可能です。

  3. 操作画面が使いやすく、素早く設定・監視ができる

    直感的に操作しやすい最新のユーザーインターフェースで構成されているため、使いやすく生産性の上がるソフトウェアとなっています。

ソフトウェア基本情報
提供企業情名 Avast Software Japan 合同会社
ソフト種別 クラウド型/パッケージ型ソフト
対応OS Windows, Mac
推奨環境 Windowsアプリ、Macアプリ
機能 ファイアウォール
アンチウイルス
アンチスパム
不正侵入検知システム
メールセキュリティ
Webフィルタリング
Webセキュリティ
サポート体制 メール
トライアル あり
料金

■例: 以下【中小企業向け】アバスト スモール ビジネス サイバーセキュリティ ソリューション価格
・エッセンシャルビジネスセキュリティ: 4,044円/年間 (デバイス1台分)
・プレミアムビジネスセキュリティ: 5,097円/年間 (デバイス1台分)
・アルティメットビジネスセキュリティ: 6,190円/年間 (デバイス1台分)
※税抜価格

導入する傾向にある業種 不明

導入する傾向にある
企業の規模

不明

3-3.Kaspersky スモール オフィス セキュリティ

出典:株式会社カスペルスキー「スモール オフィス セキュリティ」


Kasperskyのスモールオフィスセキュリティは、家庭用PCを保護するような手軽さと、ビジネスにおけるセキュリティを確保するための高度な技術を兼ねそろえたセキュリティソフトです。少人数または小規模オフィス用に特化して設計されています。

◆おすすめポイント

  1. 業務を中断しないセキュリティ機能が優れている

    カスペルスキー スモール オフィス セキュリティは、小規模オフィス向けに設計されています。不必要なメッセージや通知が表示されないように設定できるため、業務中に注意が途切れたり中断されたりすることがなく、集中して業務に取り組むことができます。

  2. 従業員の不注意によるランサムウェア攻撃から保護できる

    従業員が悪意のあるリンクをクリックすると、ランサムウェア(業務のデータなどをロックし、身代金として金銭を要求するウイルス)によって業務用ファイルの暗号化が試行され、利用できなくなる可能性があります。カスペルスキー スモール オフィス セキュリティでは、未暗号化状態のファイルが復元用に自動作成される機能を備えているため、ランサムウェアによる業務用ファイルの暗号化からPCを保護できます。

  3. オンライン詐欺からの保護を強化できる

    企業の資金やクレジットカード番号、銀行口座情報を守るためのネット決済保護機能が備わっています。ネットバンキング等へのアクセス時にセキュリティの層を厚くし、Webサイトが安全であるか簡単に確認できることで、オンライン詐欺を回避できます。

ソフトウェア基本情報
提供企業情名 株式会社カスペルスキー
ソフト種別 クラウド型/パッケージ型ソフト
対応OS 推奨環境にWindowsアプリが含まれていることから、Windows OS対応
推奨環境 スマートフォンブラウザ、Windowsアプリ
機能 ファイアウォール
アンチウイルス
アンチスパム
DDos対策
不正侵入検知システム
メールセキュリティ
Webフィルタリング
サポート体制 メール
トライアル あり
料金

PC5台+モバイル5台+ファイルサーバー1台:34,850 円/年間(税込)
PC10台+モバイル10台+ファイルサーバー1台:48,160円/年間(税込)

導入する傾向にある業種 不明

導入する傾向にある
企業の規模

小規模オフィスを持つ中小企業向け

3-4.Symantec エンドポイントセキュリティ

出典:Broadcom Inc.「エンドポイントセキュリティ」


Broadcom Inc. の Symantec Endpoint Security は、高度な統合エンドポイント(※)セキュリティプラットフォームであり、PCとモバイルの両方を保護します。

※エンドポイント:ネットワークに接続された端末や機器のことです。

◆おすすめポイント

  1. エンドポイントに対する保護機能が優れている

    Symantec Endpoint Security は、オンプレミス、クラウド、オンプレミスとクラウドのハイブリッド環境を含む世界最高峰のセキュリティシステムを提供し、あらゆる脅威から保護と検出が可能です。PCやモバイルデバイスに対応し、AIを活用してセキュリティ意思決定の最適化を図ることができます。

  2. フットプリント(※)の縮小による円滑な業務遂行が可能

    マルウェアや機密情報の盗難に対し、攻撃阻止を行ったり、攻撃対象領域の縮小を行ったりしてくれるため、セキュリティ対策にかける時間を減らし、日常業務への負荷を最小限に抑えてくれます。攻撃分析を行い、エンドポイントを守ってくれるため、最悪の事態を回避できます。

    ※フットプリント:犯人がサイバー攻撃を行う前に、ターゲットの情報やネットワーク環境を事前調査すること

  3. 脅威に対して迅速で高度な対応が期待できる

    セキュリティの専門家の高度な知識と、エンドポイントの問題検出技術を組み合わせて、セキュリティ問題に対して迅速で正確に対処してもらえます。攻撃の影響を最小限に抑えてくれ、リアルタイムの分析ができます。原因調査やシステム修復にも対応しており、セキュリティ問題が発生した場合も安心して対処できます。

ソフトウェア基本情報
提供企業情名 Broadcom Inc.
ソフト種別 クラウド型ソフト、オンプレミス型ソフト
対応OS Windows, iOS, Android
推奨環境 スマートフォンブラウザ、Windowsアプリ
機能 リモートアクセスツール
セキュリティ機能
アンチウイルス
不正侵入検知システム
メールセキュリティ
Webフィルタリング
Webセキュリティ
サポート体制 メール
トライアル あり
料金

初期費用: 0円
5~25ライセンス: 330円/月額
26~50ライセンス: 300円/月額
51~100ライセンス: 250円/月額

導入する傾向にある業種 不明

導入する傾向にある
企業の規模

不明

3-5.ZEROウイルスセキュリティ

出典:ソースネクスト株式会社「ZEROウイルスセキュリティ」

ソースネクストのセキュリティソフト「ZERO ウイルスセキュリティ」は、9年連続販売本数No.1で2,300社以上に導入され、ウイルス100%検知テストの合格実績を受賞しています。2003年からの長い開発経験があります。

◆おすすめポイント

  1. 更新料0円で継続費用は不要

    更新料がかからず、一度導入すると継続費用なしで利用可能です。端末固定で期限がなく、1台用は1,980円(税込)から。3台用以降はさらに費用が安くなり、追加購入時には割引も行っているため、後から製品が必要になった場合にお得です。

  2. 4種類のOSに対応し、軽くて楽な動作が魅力

    Windows、Mac、iOS、Androidに対応し、PCだけでなくスマートフォンでも使用可能。ユーザーインターフェースは直感的で、サクサクと軽い動作が魅力です。操作は自動化されており、ウイルス検知時は即座にその場で処理が行われます。

  3. ランサムウェアにも対応し、乗り換えも楽にできる

    近年問題となっているランサムウェアにも対応し、怪しい動きを即座に検知してその場で処理してくれるので安心です。他社製品からの乗り換えも簡単で、自動検知によりボタン一つで以前のソフトを削除できます。現在、別のセキュリティ対策ソフトウェアを使っており、乗り換えを考えている人にもおすすめです。

ソフトウェア基本情報
提供企業情名 ソースネクスト株式会社
ソフト種別 パッケージ型ソフト
対応OS Windows、Mac、iOS、Android
推奨環境 Windowsアプリ、Macアプリ、iOSアプリ、Androidアプリ
機能 ファイアウォール
アンチウイルス
メールセキュリティ
脆弱性診断
Webフィルタリング
Webセキュリティ
サポート体制 メール
トライアル あり
料金

1台用: 2,970円(税込)
3台用: 5,480円(税込)
5台用: 7,980円(税込)
※更新料0円

導入する傾向にある業種 不明

導入する傾向にある
企業の規模

不明

3-6.PC Matic Pro

出典:ブルースター株式会社「PC Matic Pro」

ブルースター株式会社のPC Matic Proは、新種や亜種のマルウェアを未然に防ぐために、未調査の実行可能ファイルを専門の分析官が検査し、安全と判断されたファイルのみを実行許可するセキュリティソフトです。


◆おすすめポイント

  1. 国防レベルのセキュリティが実現できる

    軍や社会インフラ企業でも採用されている国防レベルのセキュリティを実現させることができます。未知のアプリケーションに対するデジタルフォレンジック(※)を実施し、膨大なアルゴリズムを用いて昨今の国家が作成した持続的標的型攻撃に対応します。監査をPC上で行わないため、PCは軽快に作動します。※デジタルフォレンジック:調査対象となったPCやスマートフォンに保存されている電子情報の解析をして事実解明を行うための技術。

  2. 未知のウイルス感染を確実に拒否できる

    未知のウイルス感染を確実に拒否するため、ホワイトリスト方式(※)が採用されています。デフォルトで全てのアプリケーションの起動を拒否し、「善良」と確認されたアプリケーションのみ起動許可が与えられます。実際に新種ウイルスの感染確率は0%となっています。※ホワイトリスト方式:リストにないアプリケーションやプログラムは起動しないよう制限をかけ、リストにあるアプリケーションやプログラムだけを実行するというもの。

  3. 感染ゼロの記録を更新しており、ランサムウェアにも影響されない

    ランサムウェアを含むゼロデイ攻撃(※)や標的型攻撃に対しても、ホワイトリストの考え方を採用し、感染ゼロの記録を更新しています。Windowsの標準的な利用を全て禁止し、不正な行為を一切行うことができない仕組みになっており、7つの多段セキュリティ層保護を標準で実装しています。※ゼロデイ攻撃:発見された脆弱性の解消する対策が実施される前に行われるサイバー攻撃のこと。

ソフトウェア基本情報
提供企業情名 ブルースター株式会社
ソフト種別 クラウド型ソフト
対応OS Windows、macOS、Android、iOS、Linux
推奨環境 PCブラウザ
機能 ID管理
認証
ファイアウォール
アンチウイルス
アンチスパム
DDos対策
不正侵入検知システム
VPN
インターネット分離
メールセキュリティ
サンドボックス
SSLサーバ証明書
脆弱性診断
Webフィルタリング
入退室管理
メール誤送信
Webセキュリティ
クラウドセキュリティ
サポート体制 電話、メール
トライアル あり
料金

個人版 1年間 5台: 4,980円
個人版 50年間 5台: 24,980円

導入する傾向にある業種 その他、製造、小売・流通

導入する傾向にある
企業の規模

不明

3-7.i-FILTER

デジタルアーツ株式会社「i-FILTER」

出典:デジタルアーツ株式会社「i-FILTER」

デジタルアーツ株式会社のi-FILTERは、導入実績No.1※1のWebセキュリティプログラム。利用者がセキュリティに気を取られることなく安全なWeb環境を構築できます。
 ※1:株式会社富士キメラ総研「2023 ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」Webフィルタリングツール市場占有率(2022年度)(2023年12月発行)

◆おすすめポイント

  1. 安全なURL以外はアクセスできないよう制限をかけることができ、堅牢な対策ができる

    i-FILTERは、安全なURLを収集してデータベース化し、管理者が安全なURLのみを登録します。登録されたURL以外にはアクセスできないため、その堅牢性が魅力です。従業員の業務に必要なURLがあらかじめ登録されているので、都度登録する必要はなく、業務の効率は下がることがありません。さらに管理者のURLメンテナンスはデジタルアーツが行ってくれるため、手間がかかりません。

  2. 組織運用ルールに合わせてWebアクセス制御ができる

    組織の運用ルールに合わせて、Webアクセスを柔軟に許可・不許可に設定できます。たとえば、SNSの閲覧は全従業員に許可しつつ、書き込みは広報部のみに限定するなど、Webサービスの機能ごとに細かい設定ができます。曜日や時間別のアクセスコントロールも行え、ポリシーの階層化が可能です。

  3. わかりやすい利用状況レポートによるWebアクセスログ管理ができ、情報漏洩リスクを的確に把握できる

    各端末のWebアクセスの証跡やアップロードされたファイルをログに保存し、日本語で分かりやすい利用状況レポートを出すことができます。そのため、業務上の情報漏洩リスクを的確に把握し、その対策を考えやすくなります。

ソフトウェア基本情報
提供企業情名 デジタルアーツ株式会社
ソフト種別 クラウド型/オンプレミス型ソフト
対応OS Windows、iOS、Android
推奨環境 PCブラウザ、スマートフォンブラウザ
機能 アンチウイルス
サンドボックス
SSLサーバー証明書
WEBセキュリティ
サポート体制 メール
トライアル あり
料金

i-FILTER@Cloud:500円/月額
(Webセキュリティのプラン、金額は参考価格)
finalcode@Cloud:要相談(ファイルセキュリティのプラン)

導入する傾向にある業種 IT・情報通信、公共機関・非営利団体、金融

導入する傾向にある
企業の規模

1,001名以上、301名-1,000名

4.【課題別】おすすめのセキュリティ対策ソフトウェア

【2024年最新】おすすめセキュリティ対策ソフトウェア7選_記事のイメージ画像

最後に課題別のおすすめセキュリティ対策ソフトウェアをご紹介します。

自社の課題に合うセキュリティ対策ソフトウェアを導入することで、より自社のセキュリティレベルを向上させることができます。

それでは課題別におすすめのセキュリティ対策ソフトウェアを見ていきましょう。

4-1.リモートワークを導入している企業におすすめのセキュリティ対策ソフトウェア

リモートワークを導入する際には、自宅や公共のWi-Fiなど、企業の外部ネットワークを使用する際のセキュリティ対策。
VPNの安全な利用、端末のセキュリティ対策が必要になります。

そうしたリモートワークにおいておすすめのセキュリティ対策ソフトウェア2選をご紹介します。

  • マネージドUTM ビジネスセキュリティ
  • Cato SASEクラウド

4-1-1.マネージドUTM ビジネスセキュリティ

出典:株式会社 USEN ICT Solutions「ビジネスセキュリティ」


SEN ICT SolutionsのマネージドUTM ビジネスセキュリティは、UTMアプライアンス、ソフトウェア、保守を一体化したサービスで、日本唯一のICSA Labs Firewall認定を取得しています。

◆おすすめポイント
  1. 高いセキュリティ性能が魅力

    世界中のセキュリティ製品のテストと評価の基準をクリアしてICSA Labs Firewall認定を取得。バリオセキュア社の独自開発によってさまざまなネットワーク、保守網などのセキュリティ機能を装備しており、セキュリティ面において信頼できるサービスといえるでしょう。



  2. サポート体制が充実している

    入前のコンサルティングから、初期設定、運用・管理・監視・障害対応まで、一括でサポートしてもらえます。さらに回線や機器に関する問い合わせや障害の内容の確認だけでなく、調査から結果報告まで一括して対応してもらえます。



  3. 簡単な業務移行と運用ができる

    回線事業者が提供するサービスのため、回線とルータの切り分けが簡単です。拠点間VPNやリモートアクセスVPNなどの機能により、簡単に環境構築が可能で、リモートワークなどへの迅速な移行をサポートしてもらえます。

ソフトウェア基本情報
提供企業情名 株式会社 USEN ICT Solutions
ソフト種別 UTM(統合脅威管理)アプライアンスとソフトウェア、保守を一体化したサービス
推奨環境 Windowsアプリ Macアプリ iOSアプリ Androidアプリ
機能 LAN監視
マルチホーミング
セカンドHQ
マネージセキュリティレポート
ロードバランサー
コンテンツフィルタ
ホットスタンバイ
拠点間VPN
リモートVPN
ウイルスプロテクション
ウェブフィルター
ファイアウォール
サポート体制 電話、メール
トライアル あり
料金

初期費用および使用料金は要相談。

導入する傾向にある業種 製造、広告・放送・出版、公共機関・非営利団体

導入する傾向にある
企業の規模

 101名-300名、1,001名以上

4-1-2.SmartVPN

出典:ソフトバンク株式会社「SmartVPN」

ソフトバンク株式会社のSmartVPNは、クラウド市場の拡大に対応し、クラウドと高い親和性を持つVPNサービスです。20種類のサービス展開があり、ニーズに合わせた組み合わせ利用が可能です。

◆おすすめポイント
  1. VPN(※)設計を簡略化し、どのデバイスからでもセキュリティ保護されたアクセスができる

    SmartVPNはVPN設計を簡略化し、料金や帯域を意識せずに柔軟なネットワーク構成を可能にしました。どのデバイスからでもアクセスでき、さまざまなデバイスからアクセスする可能性のあるリモートワークにぴったりです。
    ※VPN:「Virtual Private Network」の略称。「仮想的な専用回線」のことです。インターネット上に安全な経路を構築し、保護されたデータのやり取りを実現する技術です。

  2. 細かくセキュリティログやレポートを取得でき、細かく管理できる

    モニタリング機能を通じてネットワーク状況やセキュリティポリシーの確認、ログ確認など全体的な管理ができます。アカウント管理は利用者のメールアドレスによって行われ、さまざまな管理や権限設定が個人でもできるようになり、リモートワークでもスムーズに運用できます。

  3. 脆弱性における対策が容易に管理・変更できて安心

    必要なネットワークやサーバーなどのリソースを予測し準備するプロビジョニング機能により、セキュリティの脆弱性における対策なども簡単に管理・変更できます。

ソフトウェア基本情報
提供企業情名 ソフトバンク株式会社
ソフト種別 クラウド型ソフト
対応OS Windows、Mac、iOS、Android
推奨環境 Windowsアプリ、Macアプリ、iOSアプリ、Androidアプリ
機能 LAN監視
マネージセキュリティレポート
Webアクセスセキュリティ対策
コンテンツフィルタ
拠点間VPN
リモートVPN
端末セキュリティ対策
ウェブフィルター
サポート体制 チャット
トライアル なし
料金

初期費用: 70,000円
ギャランティタイプ: 48,000円〜
スピードタイプ: 210,000円〜
バリュータイプ: 87,000円〜
ベストエフォートタイプ: 39,800円〜
ギャランティボイスタイプ: 58,000円〜
スピードボイスタイプ: 252,000円〜
バリューボイスタイプ: 105,000円〜
※税抜価格

導入する傾向にある業種 製造、小売・流通、IT・情報通信

導入する傾向にある
企業の規模

101名-300名、1,001名以上、301名-1,000名

4-2.スマートオフィスや工場などでのIoTデバイス利用が増加する場合におすすめのセキュリティ対策ソフトウェア

スマートオフィスや工場などでのIoTデバイス利用増加に伴い、セキュリティリスクが高まります。
主に不正アクセスやデータ漏洩の防止が課題となり、そうした課題に対処してくれるようなセキュリティ対策ソフトウェアを以下2つご紹介します。

  • クラウドVPN Verona
  • ESET PROTECT

4-2-1.クラウドVPN Verona

出典:株式会社網屋「クラウドVPN Verona」

株式会社網屋のクラウドVPN Veronaは、2,900社の導入実績を持つオンデマンドVPNサービスです。


◆おすすめポイント
  1. オールインワンのクラウド管理で簡単に運用できる

    専用ゲートウェイ「V-edge」と接続アプリケーション「V-Client」を用いて、クラウド管理センター「CAS-Center」から簡単に管理・運用できます。工場のIoT化において、収集したデータをクラウド上に集約する際に、簡単に運用までつなげることができます。



  2. 独自の高度なセキュリティ対策で安全な通信ができる

    高度な暗号化技術と独自認証アルゴリズムを使用し、V-edgeの稼働状態や拠点間VPNの接続状態を監視。個別パスワード設定と2要素認証により不正アクセスを防止してくれます。工場などで収集した機密データもしっかり守ってくれます。

ソフトウェア基本情報
提供企業情名 株式会社網屋
ソフト種別 クラウド型ソフト
対応OS Windows、Mac、iOS、Android
推奨環境 Windowsアプリ、Macアプリ、iOSアプリ、Androidアプリ
機能 マルチホーミング
暗号化
拠点間VPN
リモートVPN
端末セキュリティ対策
ファイアウォール
サポート体制 電話、メール
トライアル あり(30日)
料金

◆初期費用: 1~5万円 (プランによって異なる)
スターター: 1万円
スタンダード: 2万円
ハイスペックモデル: 5万円

◆ハイスペックモデル: 月額46,000円~
 (V-edge利用料が月額4万円、V-Client 10デバイス利用料が月額6000円~)

◆スタンダード: 月額26,000円~ (V-edge利用料が月額2万円、V-Client 10デバイス利用料が月額6000円~)

◆ベーシック: 月額8,000円 (V-edgeレンタルの場合)

※税抜価格

導入する傾向にある業種 製造、IT・情報通信、公共機関・非営利団体

導入する傾向にある
企業の規模

1,001名以上、不明、51名-100名

4-2-2. ESET PROTECT

出典: キヤノンマーケティングジャパン株式会社「ESET PROTECT」


ESET PROTECTはキヤノンマーケティングジャパン株式会社が提供するセキュリティ対策ソフトウェア。クラウド型とオンプレミス(※)型のセキュリティ管理ツールがあります。例えば、ESET PROTECTのクラウド型のセキュリティ管理ツールの場合、リモートからの一元管理やクラウド環境での運用が可能です。ESET PROTECT Essential クラウドやESET PROTECT Advanced クラウドといったさまざまな種類が展開されており 企業のニーズに応じたセキュリティ対策を実現します。


※オンプレミス:企業が自社の物理的な施設の中にサーバーやデータベースなどのITインフラを設置し、自社で管理・運用する形態を指します。対比されるものとして、クラウドサービスを利用する場合は、外部のプロバイダーが提供するサーバーやサービスをインターネット経由で利用し、物理的な設備を自社で持つ必要がありません。


◆おすすめポイント
  1. 高いウイルス検出力と軽快な動作を実現

    ESET PROTECTは、「ESET LiveGrid」というクラウド型システムを用いて、ESETクラウドユーザーからマルウェア情報を収集。この情報をもとに、マルウェアの既存データと類似性を探り、エミュレーターでその挙動を詳細に分析することで、高度な検出が可能。また、クライアントPCやサーバーに余計な負荷をかけることなく軽快な動作を実現しています。



  2. 他社セキュリティ対策ソフトウェアからの乗り換えがお得にできる

    ESET PROTECTは、他社セキュリティソフトから乗り換える際には、他社ソフトの残りのサポート期間を保証してもらうことができ、気軽に乗り換えられます。複数のOSや仮想環境に対応し、Linux、Android、VMware、Citrixなど、多様な環境で利用可能。ビジネスの効率化と業務の円滑化をサポートします。柔軟性の高さが特徴で、導入と運用のコスト削減に貢献します。



  3. 使いやすいプログラムと技術力のあるサポートが魅力

    ESET PROTECTのセキュリティ管理ツールは、使いやすさと高いパフォーマンスを追求して開発されています。キヤノンITソリューションズが提供するこのソフトウェアは、SIerとしての豊富な経験と確かな技術力を背景に、購入後のサポートも万全。導入から導入後のフォローアップまで、丁寧にサポートしてくれます。

ソフトウェア基本情報
提供企業情名 キヤノンマーケティングジャパン株式会社
ソフト種別 クラウド型/オンプレミス型ソフト
対応OS Windows, Mac, Android, Linux, VMware, Citrix
推奨環境 PCブラウザ、Windowsアプリ、Macアプリ、Androidアプリ
機能 ファイアウォール
アンチウイルス
アンチスパム
不正侵入検知システム
メールセキュリティ
サンドボックス
Webフィルタリング
Webセキュリティ
サポート体制 メール
トライアル あり
料金

以下、一部製品の料金を抜粋。
※1ライセンス当たりの希望小売価格(税抜き、年額)

■料金例:ESET PROTECT Essential クラウド
 4,820円(税抜)
※6-10ラインセンスの場合

■料金例:ESET PROTECT Essential オンプレミス
一般企業:4,270円(税抜)
教育機関:2,140円(税抜)
官公庁:3,210円(税抜)
※6~25ラインセンスの場合

導入する傾向にある業種 製造、IT・情報通信、医療・化学

導入する傾向にある
企業の規模

1,001名以上、101名-300名、301名-1,000名

4-3.モバイルデバイスのセキュリティ対策におすすめのセキュリティ対策ソフトウェア

昨今、スマートフォンやタブレットなど、個人のモバイルデバイスの業務利用が増える中でのデータ保護やアプリケーションの安全性の確保を課題にしている企業は多くあります。

そこで4-3. ではモバイルデバイスにおすすめのセキュリティ対策ソフトウェアを以下2つご紹介します。

  • Trend Micro Apex One
  • Kaspersky スモール オフィス セキュリティ

4-3-1.Trend Micro Apex One

出典:トレンドマイクロ株式会社「Trend Micro Apex One」

トレンドマイクロ株式会社のTrend Micro Apex Oneは、現代のサイバーセキュリティニーズとゼロトラストアプローチを取り入れた新型セキュリティプラットフォームです。


◆おすすめポイント
  1. マルチデバイス対応、OS問わず導入可能

    Trend Micro Apex Oneはマルチデバイス対応で、スマートフォン、タブレット、PC(OSを問わず)に導入可能です。PC用にはオンプレミス版とSaaS版があり、企業のニーズに応じて選べます。またこのプラットフォームは脅威検出後に迅速に対応し、攻撃の痕跡を特定してその目的を定義、影響を評価。検出した脅威を分離・終了させるか端末を保護する措置を速やかに行ってくれます。



  2. XDR(※1)を使用する組織は攻撃だけでなく、従業員の削減ができる

    XDRを使用する組織は攻撃成功率を50%減少させることが可能で、8人分のフルタイム従業員の労働相当を節約し、人件費の削減が実現できます。攻撃発覚までの滞留時間(※2)を65%短縮し、被害の拡大を防止できます。

※1 XDR:エンドポイントやネットワーク、クラウドなどのセンサーから情報を収集・分析し、見えない攻撃を可視化するセキュリティ対策ソフトウェアの総称のこと。

※2 滞留時間:ネットワーク内に潜んでいるハッカーがその存在を検知される、もしくはネットワークから去るまでの時間のこと。

ソフトウェア基本情報
提供企業情名 トレンドマイクロ株式会社
ソフト種別 クラウド型ソフト、オンプレミス型ソフト
対応OS すべてのOSに対応
推奨環境 スマートフォンブラウザ、Windowsアプリ、Macアプリ
機能 アンチウイルス
メールセキュリティ
WEBフィルタリング
WEBセキュリティ
クラウドセキュリティ
サポート体制 電話、メール
トライアル あり
料金

Apex One SaaS オーダータイプ F: 3,670円
ApexOneSaaSEndpointSensorオーダータイプF: 5,500円
ApexOneSaaSCloudSandboxOptionオーダータイプF: 750円
※税抜価格

導入する傾向にある業種 IT・情報通信、建設、その他

導入する傾向にある
企業の規模

1,001名以上、301名-1,000名

4-3-2.Kaspersky スモール オフィス セキュリティ

出典:株式会社カスペルスキー「スモール オフィス セキュリティ」

Kasperskyのスモールオフィスセキュリティは、家庭用PCを保護するような手軽さと、ビジネスにおけるセキュリティを確保するための高度な技術を兼ねそろえたセキュリティソフトです。少人数または小規模オフィス用に特化して設計されています。


◆おすすめポイント
  1. Androidのスマートフォン、タブレットに対応している

    Androidのスマートフォン・タブレットおよびWindows・MacのPCに対応しており、選択した契約プランに応じてファイルサーバーへのインストールも可能で、自社システムを幅広く保護できます。



  2. 業務を中断しないセキュリティ機能が優れている

    カスペルスキー スモール オフィス セキュリティは、小規模オフィス向けに設計されています。不必要なメッセージや通知が表示されないように設定できるため、業務中に注意が途切れたり中断されたりすることがなく、集中して業務に取り組むことができます。



  3. 従業員の不注意によるランサムウェア攻撃から保護できる

    従業員が悪意のあるリンクをクリックすると、ランサムウェア(業務のデータなどをロックし、身代金として金銭を要求するウイルス)によって業務用ファイルの暗号化が試行され、利用できなくなる可能性があります。カスペルスキー スモール オフィス セキュリティでは、未暗号化状態のファイルが復元用に自動作成される機能を備えているため、ランサムウェアによる業務用ファイルの暗号化からPCを保護できます。

ソフトウェア基本情報
提供企業情名 株式会社カスペルスキー
ソフト種別 クラウド型/パッケージ型ソフト
対応OS 推奨環境にWindowsアプリが含まれていることから、Windows OS対応
推奨環境 スマートフォンブラウザ、Windowsアプリ
機能 ファイアウォール
アンチウイルス
アンチスパム
DDos対策
不正侵入検知システム
メールセキュリティ
Webフィルタリング
サポート体制 メール
トライアル あり
料金

PC5台+モバイル5台+ファイルサーバー1台:34,850 円/年間(税込)
PC10台+モバイル10台+ファイルサーバー1台:48,160円/年間(税込)

導入する傾向にある業種 不明

導入する傾向にある
企業の規模

小規模オフィスを持つ中小企業向け

まとめ

この記事では、セキュリティ対策ソフトウェアの基礎知識や必要性、選ぶポイントやおすすめのソフトウェアをご紹介しました。

ここで改めて本記事の内容をおさらいしましょう。

  • セキュリティ対策ソフトウェアとはウイルスやサイバー脅威からシステムを守るツールのこと
  • セキュリティ対策ソフトウェアの導入は必須。その理由は、セキュリティリスクを被ると企業にとって損失が大きいから。
【セキュリティ対策ソフトウェアを導入しない場合に企業が被るリスク】
リスク リスクについての解説 被害事例
金銭的損失のおそれが
ある
ランサムウェア攻撃でデータが人質にとられ、解除のための身代金を払うことを余儀なくされるケースがあります。また、機密情報の盗難による甚大なビジネス上の打撃、サイバー詐欺による資金損失も考えられます。 2020年6月、国内の大手自動車会社がランサムウェアに感染。その結果、海外の9工場で生産が一時停止、国内の3工場でも出荷を一時停止する事態となってしまいました。さらに、事務系社員のパソコンも使えなくなるといった被害も生じ、被害企業は大きな金銭的損失を被りました。
復旧コストがかかる マルウェアやその他のセキュリティ侵害の後始末には、システムのクリーンアップ、データの復元、将来の攻撃に備えたセキュリティ体制の刷新など、相当な額の投資が伴います。
トレンドマイクロ社の調査「法人組織のセキュリティ動向調査 2020年版」によると、2020年においてサイバー攻撃における被害金額が、1,000万円超えた日本企業は33.5%。年間被害額の平均は約1億4800万円と報告されています。
2021年8月、大手建設コンサル会社がサイバー攻撃の被害を受けた際、復旧や調査費用として約6.5億円の特別損失が計上されました。この金額はその年度における営業利益の20%ほどであったといわれています。
機会損失となる セキュリティ侵害の結果、顧客の大量離反、プロジェクトの中止、市場参入の遅れなどがあり、収益を大幅に損なう可能性があります。 2022年8月、人材会社が運営している資格検定申込サイトのWebサーバーが、SQLインジェクション攻撃を受け、利用者のメールアドレス最大298,826件が流出してしまいました。
原因判明と脆弱性箇所改修のため、当該Webサイトは2022年5月~8月の間に約3ヶ月停止していました。
顧客からの信頼の喪失、ブランドイメージの損失のおそれがある 顧客の大切な個人情報や財務情報が流出した場合、それによって消費者や取引関係者の信頼を著しく失い、修復には時間がかかります。
また、企業の情報セキュリティ体制の甘さが発覚することで、ブランドイメージが著しく低下し、その結果、企業イメージ再構築に膨大な時間とコストがかかります。
2017年、ECサイト運営を行う企業から1万人以上の顧客のクレジットカード情報が盗まれる事件が発生しました。カード情報の中には有効期限やセキュリティ情報も含まれていたため、カードを不正利用される被害者も多数。このECサイトを運営する企業は、被害状況の公開やその対策を遅らせたため、世間から非難を浴びました



◆セキュリティ対策ソフトウェアの4つの選び方ポイント</h4

  • 【必須】対応OSを確認する
  • 【必須】搭載機能、性能を確認する
  • 【必須】インストール可能台数をチェック
  • サポート体制が整っているか確認する


本記事の内容がお役立ちできれば幸いです。