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近年、「エンドポイントセキュリティ」が重要視されています。エンドポイントとは、ネットワークに接続されるデバイスや端末のことを指し、パソコン、スマートフォン、タブレット、サーバーなどが含まれます。
エンドポイントセキュリティに有効とされるソリューションがEDRとEPPで、これらを効果的に活用することが求められています。
本コラムでは、EDRとEPPの違いや、それぞれの特徴、そして最新の対策方法について徹底的に解説します。
まず、結論からいってしまうと「EDRとEPPの基本的な違い」は以下の通りです。
- EDRは、未知の脅威や高度な攻撃を検出し、リアルタイムで監視、分析、対応するための対策
- EPPは、既知の脅威(マルウェアやウイルスなど)を防ぐための予防的なセキュリティ対策に焦点を当てている
これらの違い・相互関係を明確に理解することで、エンドポイントセキュリティ対策の効果が更に増すでしょう。
また、未知のウイルスやマルウェア対策の重要性を知り、EDRとEPPの併用で強固なセキュリティ対策が可能です。EDR製品の導入を検討する際のポイントや運用管理と効果検証方法も紹介します。
本コラムを読むことで、エンドポイントセキュリティを強化する目的と、具体的な手法を学ぶことができます。
※後半では当社が提供するエンドポイントセキュリティサービスについても紹介しています。
1.EDRとEPPの基本的な違いとは?
EDRとEPPは、ともにエンドポイントセキュリティにおける重要な対策ですが、基本的な違いが存在します。
セキュリティ初心者にも分かりやすく、その違いを説明します。
1-1.EDR(Endpoint Detection and Response)について
EDR(Endpoint Detection and Response)は未知の脅威や攻撃者の侵入を検知し、迅速に対応することを目的としています。EDRはエンドポイント上の不審な挙動やネットワークの異常をリアルタイムで検出し、適切な対応をサポートします。
これにより、従来のセキュリティ対策では対応が難しい新種のサイバー攻撃や未知の脅威から企業を守ることが可能となります。
1-2.EPP(Endpoint Protection Platform)について
EPP(Endpoint Protection Platform)は既知の脅威に対処するための従来型のセキュリティ対策に重点を置いています。具体的には、EPPはウイルス対策ソフトやファイアウォールなどの機能を統合し、ウイルスやマルウェアといった既知の脅威を検出・対処するためのプラットフォームです。
EPPとEDRは、それぞれ独立したセキュリティ対策として機能することができますが、最も効果的なエンドポイントセキュリティを実現するためには、EPPとEDRの両者を組み合わせた対策が理想とされています。
1-3.EDRはサイバー脅威への対応力が特徴
EDR(Endpoint Detection and Response)は、現代のサイバー脅威に直面する企業や組織において、必要不可欠なセキュリティ対策となっています。以下で、EDRの特徴を分かりやすく解説します。
具体的には、EDRは以下のような機能を提供しています。
- 不審な挙動や侵入の兆候の検出
- ネットワーク上の異常や脅威の分析
- 脅威に対する適切な対処法の提案
- インシデント対応の支援
さらに、EDRはAIや機械学習を活用して、不審な挙動や侵入の兆候を見つけ出すことができるため、従来のセキュリティ対策だけでは対応が難しい、「未知の脅威」に対しても高い対応力を発揮します。
EDRの導入により、組織はサイバー脅威に対して迅速かつ適切な対応が可能となり、情報漏えいやサイバー攻撃による損害を最小限に抑えることができます。
しかし、前述のとおりEDRだけでは十分なセキュリティ対策とは言えず、「既知の脅威」に対して確実な対処が可能なEPP(Endpoint Protection Platform)と組み合わせて使用することが、最も効果的なエンドポイントセキュリティを実現するための方法とされています。
1-4.EPPの機能と目的に注目
EPP(Endpoint Protection Platform)とは、エンドポイントセキュリティを強化するための製品・サービスであり、企業や個人が利用するデバイスに対する脅威から保護することが目的です。機能に注目してみると、以下のような点が挙げられます。
- ウイルス対策: マルウェアやウイルスを検出し、感染や侵入を最小限に抑える
- ファイル監視: 不審な挙動や不正なプログラムを検知し、対処
- ネットワーク監視: サイバー攻撃を検出し、ネットワークを保護
- 管理機能: IT管理者が端末やデバイスを一元管理し、適切な対策を取る
EPPの目的は、企業や個人のデバイスをサイバー攻撃から守り、データ漏洩や個人情報の不正利用を防ぐことです。これにより、業務効率の向上や情報資産の保護が図られます。
近年、未知の脅威や高度なサイバー攻撃が増える中、EPPはAIや機械学習を活用し、迅速に対応できるよう進化しています。これにより、従来の対策だけでは対応困難な脅威にも対処できるようになっています。
1-5.EDRとEPPの違いと相互関係の解説
EDR(Endpoint Detection and Response)とEPP(Endpoint Protection Platform)は、両者ともエンドポイントセキュリティを強化するためのソリューションですが、それぞれの目的や機能に違いがあります。
EDRは、エンドポイントに発生したセキュリティイベントや脅威を検出し、分析・対応する能力を重視しています。具体的には、次のような機能があります。
- リアルタイム分析: 攻撃や感染の兆候をリアルタイムで検知
- 侵入経路の特定: 攻撃者が利用した経路を特定し、対策を強化
- 状況把握と対応: 攻撃の原因や被害状況を把握し、適切な対応を行う
- 持続的なモニタリング: エンドポイントの状況を常に監視し、問題が発生した場合に迅速に対処
一方で、EPPはエンドポイントに対する脅威の予防が主目的であるため、対策や監視機能が中心となります。具体例としては、ウイルス対策やファイアウォール機能があります。
EDRとEPPの相互関係を考慮すると、互いに補完し合う形で運用されることが望ましいです。EPPが基本的な防衛機能を担い、EDRが高度な脅威や未知の攻撃に対応する能力を提供することで、エンドポイントセキュリティ全体が強化されます。
2.エンドポイントセキュリティ対策の必要性を知る
近年、サイバー攻撃の脅威は増加し続けており、企業はセキュリティ対策の強化が求められています。
図表参照元:令和4年度中小企業等に対する サイバー攻撃の実態調査 調査実施報告書
総務省においても、「EDR等の高度なソリューションを導入したりすることについて検討が望ましい」とされています。
テレワーク端末にEDR(Endpoint Detection and Response)ソリューションを導入し、未知のマルウェアを含めた不審な挙動を検知し、マルウェア感染後の対応を迅速に行えるようにする
※出典元:総務省 テレワークセキュリティ ガイドライン第5版
エンドポイントセキュリティ対策は、個人のPCやデバイスなど、ネットワークに接続された端末を保護するために重要です。この対策が不十分だと、ウイルスやマルウェアによる感染、データの侵入や損失、業務の停止などの被害が発生する可能性があります。
前述のとおり、エンドポイントセキュリティ対策には、エンドポイント保護プラットフォーム(EPP)とエンドポイント検出&対応(EDR)の導入が効果的です。EPPは従来のアンチウイルスソフトに代わり、ウイルスやマルウェアを検出、削除する機能が搭載されており、EDRは不審な挙動や攻撃の兆候を検知し、迅速に対処することができます。
エンドポイントセキュリティ対策の導入により、企業はウイルスやマルウェアによる被害を最小限に抑え、システムやデータを保護することができます。
また、IT環境の管理や運用を効率化し、業務効果を最大限に高めることができます。各企業や組織は、自社のニーズに合ったエンドポイントセキュリティ対策を選択し、適切に導入していくことが求められています。
2-1.未知のウイルスやマルウェア対策の重要性
サイバー攻撃の手口は日々進化し、未知のウイルスやマルウェアが増え続けています。従来のアンチウイルスソフトでは、未知の脅威に対応することが難しく、新たな対策が必要となっています。
そのため、未知のウイルスやマルウェア対策が重要である理由は以下の通りです。
- 未知の脅威による被害の拡大を防ぐ
- セキュリティ対策の運用効率を向上させる
- IT環境の安全性を維持し、業務の正常な運営を確保する
エンドポイント検出&対応(EDR)は、未知の脅威に対応する能力を持ち、不審な挙動や攻撃の兆候をリアルタイムで検知し、迅速に対処することができるため、昨今注目を集めているセキュリティ対策です。また、AIや機械学習を活用したソリューションも存在し、これらの技術を利用することで、未知のウイルスやマルウェアに対する対策を強化することができます。
企業や組織は、未知のウイルスやマルウェア対策を含めた包括的なエンドポイントセキュリティ対策を実施し、サイバー攻撃から自社のシステムやデータを守ることが重要です。
※以下はEDRソリューションの概要を示した図です。
2-2.EDRとEPPの併用で強固なセキュリティ対策を進める
サイバー攻撃の手法は刻々と変化しており、企業のセキュリティ対策は常に進化し続ける必要があります。そのためにはEDR (Endpoint Detection and Response) と EPP (Endpoint Protection Platform) の併用が有効であることは前述の通りです。
理由として、双方の製品がそれぞれ持つ機能と特徴が相互補完的であり、セキュリティ対策の強化が期待できるからです。
- EDR:未知の脅威やマルウェアに対して、エンドポイントにおける動作監視や挙動分析を行い、不審な挙動を検出した場合に迅速に対処する
- EPP:ウイルス対策やファイアウォール、侵入検出など従来型のエンドポイントセキュリティ機能を提供し、主に既知の脅威に対処する
例えば、近年増え続けているマルウェアは、従来のウイルス対策では対応しきれないため、未知の攻撃や新しい手法に対しても適切に対処できるEDRの導入は重要だといえます。
また、EPPとEDRを併用することで、それぞれの機能が相互に補完し合い、より高度なセキュリティ対策が可能となります。
これまでの内容をまとめると、セキュリティ対策を強化するためには、EPPによる基本的な対策に加えて、未知の脅威にも柔軟に対応できるEDRの併用が重要だということです。その結果、企業のエンドポイント環境を保護し、業務を安全に運用できるようになります。
2-3.EDR製品の導入を検討する際のポイント
EDR製品を導入する際には、以下のポイントに留意して検討することが望ましいです。
- 対応範囲と検出能力:ウイルスやマルウェアなどの脅威に対する検出範囲と能力が十分であるかを確認し、未知の攻撃にも効果的に対応できる製品を選択する
- 統合管理機能:EDR製品が既存のセキュリティシステムやネットワーク管理と統合できるか、また、シングルコンソールで一元管理できるかどうかを重視する
- AIを活用した自動分析:AI技術を活用した自動分析機能を持つ製品を選ぶことで、効率的にセキュリティ対策を進めることができる
- インシデント対応サポート:製品がインシデント発生時に迅速かつ効果的な対応をサポートしてくれるかどうかを評価する
- 導入コストと運用負荷:導入コストや運用負荷が適切であるかどうかを検討し、企業の予算や業務に適した製品を選ぶ
上記のポイントを検討しながら、自社のビジネス環境やセキュリティニーズに合ったEDR製品を選択し、セキュリティ対策の強化に繋げましょう。
また、EDRとEPPの併用を検討することで、さらなるセキュリティ強化が期待できます。
2-4.EDRソリューション選定時の注意点
EDRソリューションを選定する際には、以下の点に注意することが重要です。
まず、製品の機能と特徴を理解し、自社のセキュリティ要件に合致しているかを確認しましょう。具体的には、エンドポイントセキュリティに対する対策力、未知の脅威やマルウェアへの対応力、侵入検知や振る舞い分析機能が充実しているかを検証します。
次に、運用管理のしやすさやシステムとの親和性も検討しましょう。例えば、IT環境に導入が容易であり、現行のセキュリティ対策に無理なく組み込めるソリューションが望ましいです。
また、システムやネットワークへの負荷、エンドユーザーの業務への影響を最小限に抑えられる製品を選びましょう。
さらに、サポート体制も重要な要素であり、迅速な対応や専門家からのサポートを受けられるサービスが望ましいといえます。
大前提として、企業としての信頼性や実績も考慮するべきです。
最後に、コストを検討しましょう。
導入費用や運用費だけでなく、緊急時に発生するサポート費用も考慮し、総合的なコストパフォーマンスが高い製品を選択します。
要点をまとめると、以下の通りとなります。
- 機能と特徴の確認
- 運用管理とシステム親和性
- サポート体制と企業信頼性
- コストパフォーマンス
これらの注意点を押さえ、自社のニーズに合ったEDRソリューションを選定することが重要です。
2-5.EDR導入後の運用管理と効果検証
EDR導入後の運用管理においては、以下のポイントが重要です。
まず、運用チームがEDRソリューションの機能や特性について十分に理解し、適切な設定や監視ができる状態であることが必要です。
また、定期的なレビューやチューニングを行い、パフォーマンスを維持しましょう。
次に、エンドユーザーへの教育や情報共有も重要であり、セキュリティ意識の向上や適切なアクションを促すことが効果的な運用につながります。さらに、セキュリティインシデントが発生した際に迅速かつ適切な対応ができる体制として、インシデント対応チームが整備されていることが望ましいといえます。
効果検証に関しては、定期的なレポートや分析を通じて、EDRソリューションが企業のセキュリティ目的に沿った成果を上げているかを確認しましょう。
具体的には、脅威検出率や対応速度、インシデント発生件数の削減などの指標を用いて、効果を定量的に把握します。
また、他のセキュリティ対策との連携や補完性についても評価し、総合的なセキュリティ強化に寄与しているかを検証していきましょう。
要点をまとめると、以下のようになります。
- 運用チームの理解と設定
- エンドユーザー教育とインシデント対応
- 効果検証と成果指標の確認
これらのポイントを意識して、EDR導入後の運用管理や効果検証を行うことが重要です。
3.クエストの提供するエンドポイントセキュリティ・EDRソリューション
クエストでは、CybereasonのEDR(Endpoint Detection and Response)やMDR(Managed Detection and Response)ソリューションをはじめとしたエンドポイントセキュリティ・EDRソリューションを提供しています。これらのソリューションは、AIによるリアルタイム検知と専門家による24時間体制の監視により、高度なサイバー攻撃への対応が可能です。
具体的な解決策として、セキュリティイベントのリアルタイム分析と可視化を行い、社内外からのアクセスを厳密に制御してリスクを最小限に抑えます。さらに、悪意のあるソフトウェアやマルウェアに対して適切な防御対策を実施します。
エンドポイントセキュリティに効果的なソリューションの一例としては、Cybereason、CrowdStrike、Trend Micro Apex One等があります。
これらの製品を利用することで、お客様の各端末のエンドポイントセキュリティを強化し、通信の監視と制御を支援します。
3-1.クエストの包括的なセキュリティ対策支援
クエストは、エンドポイントセキュリティサービスに留まらず、お客様のセキュリティ対策を強化するため、包括的な「ゼロトラストセキュリティ」の構築を支援します。
ゼロトラストセキュリティは、信頼するユーザーやデバイス、アプリケーションのみを許可することで、社内ネットワーク内のリスクを最小限に抑える取り組みです。クエストでは、このアプローチを用いてお客様のIT環境を守り、ビジネスの継続性と成長を支援します。
※経済産業省やIPA、金融庁をはじめ多くの企業が注目している「ゼロトラストセキュリティ」。注目される背景としては、テレワークや社外コラボレーションの普及、DX推進、クラウドサービスの利用拡大に伴うセキュリティリスクの増加が挙げられます。
■クエストのゼロトラストを実現するための4つのソリューション
エンドポイントセキュリティをはじめ、お客様のゼロトラストセキュリティ実現を支援するために、以下の「4つのソリューション」と「運用監視(SOC)」を提供します。
- エンドポイント(端末)セキュリティ
- ネットワークセキュリティ(NGFWやUTM)
- クラウドセキュリティ(SASE等)
- 多要素認証(SSO(シングルサインオン)など)
4.EDRをはじめ、セキュリティソリューションは“運用”も重要
セキュリティソリューションは“運用”も重要です。
例えば、EDRを例にすれば、単に導入するだけではなく、適切な運用によって初めて、EDRの真の価値が発揮されます。
通常のPC運用とセキュリティ運用が融合することで、企業の運用はより複雑化しますが、これを効率的に管理し、セキュリティインシデントへの迅速な対応を可能にするのがEDRの強みです。
具体的な運用サービスとしては、以下のようなサービスが考えられます。
- リアルタイム監視:EDRシステムを24時間365日監視し、不審な挙動や脅威を即座に検出
- 専門家による分析:検出された脅威は、当社のセキュリティ専門家によって分析され、適切な対応策が講じられる
- 運用の自動化:ルーチンタスクを自動化し、IT担当者の負担を軽減する
- カスタマイズされたレポーティング:お客様のニーズに合わせカスタマイズされたレポートを提供し、運用の透明性を高める
これらのサービスにより、お客様は日々の運用の複雑さから解放され、ビジネスに集中することができます。
また、セキュリティインシデントが発生した場合でも、迅速かつ効果的に対応することで、被害を最小限に抑えることが可能です。
適切な運用を通して、安全で信頼性の高いIT環境を実現しましょう。
※クエストは、EDRの導入支援に加え、複雑化する運用についてもサポートをしております。
5.【まとめ】EDRとEPPの違いと効果的な活用方法
EDR(Endpoint Detection and Response)は、エンドポイントにおけるセキュリティイベントの検出と対応を行うソリューションであり、EPP(Endpoint Protection Platform)は、ウイルスやマルウェアからエンドポイントを守るための対策です。企業にとって、それぞれの違いを把握し、効果的に活用することが重要です。 効果的な活用手順は以下の通りです。
- EDRを導入し、未知の脅威や高度な攻撃への対応力を向上させる
- EPPを導入し、エンドポイントの基本保護を担保(ウイルスやマルウェアといった既知の脅威に対する基本的な防御)する
- 最後に、EDRとEPPを連携させ、包括的なエンドポイントセキュリティ対策を実現する
※必ずしも最初にEPPを導入しなくてはいけないというわけではなく、まずEDRを導入して未知の脅威や高度な攻撃への対応力を高め、その後必要に応じてEPPを導入することでエンドポイントの基本保護を強化することができます。最終的には、EPPとEDRを連携させることで、包括的なエンドポイントセキュリティ対策を実現することが理想的です。
クエストはお客様の各端末をエンドポイントセキュリティ(EDR)でマイクロセグメンテーション化し、通信の監視と制御を支援しています。
ソリューションの一例として、クエストがパートナー契約を結ぶCybereason(サイバーリーズン)のEDR(Endpoint Detection and Response)およびMDR(Managed Detection and Response)ソリューションがあります。これらはAIによるリアルタイム検知と専門家による24/7監視で高度なサイバー攻撃に対応しており、包括的なエンドポイントセキュリティ対策を実現することができます。
さらに、クエストではEDRだけに留まらず、包括的なセキュリティ対策を支援しておりますので、セキュリティでお困りのお客様は是非当社にご相談ください。