Staff Interview

製造システム事業本部 課長
M.K2001年入社

誰もが正当に評価されるクエスト

後輩に女性でも活躍できることを伝えたくて

私が社会人になって数年が経った頃は、世の中的に女性の管理職がいることの方が珍しい時代でした。私の周囲でも女性で管理職になられている方は決して多いとは言えず、今とは少し状況が違ったように感じます。そんな背景から私がキャリアを積み、管理職になることで後輩たちの目標となるモデルケースになれたらという想いが強まりました。もちろん正当に評価してもらっていましたが、もっとキャリアアップしたいという想いがありました。負けず嫌いな性格が出ていたと思います。後輩たちが目指したくなるような管理職になるべく、仕事に向き合い続けた成果が身を結び、課長に昇進することができました。入社から十数年、キャリアアップしている女性社員が少しずつ増えているものの、もっと増えてほしいというのが私の願いです。女性の後輩たちが私のことを見て、「自分も管理職になってみたい」と思えるように日々励んでいます。

直接会えないからこそ、会話を大切にする

業務の連携だけではなく、チームメンバーの人柄を知るためにコミュニケーションを何よりも大切にしています。感染症拡大の影響で在宅勤務をしていますが、在宅勤務に切り替わってからチームに参加したメンバーも多く、メンバー間の連携のしづらさを感じていました。後輩たちが先輩に対して「質問していいかな…」と悩むことは本末転倒です。そこで、育成やコミュニケーションの取り方を変えるべく、週30分ほどの雑談会を導入しました。チームメンバーが仕事に専念できる環境を作るべく、同じプロジェクトにいる中堅層の方に相談して、仕事の話は一切抜きの雑談会のコンテンツを企画し開催することにしたのです。当初は初の試みということもあり、若手社員がどう思っているのか少し不安でしたが、開催してから数か月した頃に「先輩たちのことも知ることができて、いい息抜きになっています」と前向きな意見をもらえ、安堵したことを覚えています。今後も試行錯誤しながらも着実に、よりチームメンバーが働きやすい環境を整えていきます。

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