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「おもてなし」とは?

「おもてなし」は、一般的には心のこもった待遇や、顧客に対して心をこめて歓待や接待やサービスをすること、と言われています。
例えば、お店で店員さんがおしぼりを持ってきてくれるのは【サービス】にあたりますが、おしぼりを渡す際に「ゆっくりお過ごしください」等の一言が入ると【おもてなし】となります。

企業のサービス提供も同様で、お客様からの要望だけに応えるのはただの【サービス提供】ですが、お客様の要望に対して何かしらの形で+αして応えるのは【おもてなしサービス提供】となります。

当社はこの【おもてなしサービス】を提供することにより、お客様より多くの「ありがとう」を頂いています。この多くの「ありがとう」が蓄積され、よりよい【おもてなしサービス】の提供に繋がります。

では、どのようなことから多くの「ありがとう」をお客様から頂き、【おもてなしサービス】に繋がっているのがご紹介していきます。

欲しいものを作り出す「おもてなし」

ITサービスの提供において、お客様から「ありがとう」と言われる場面にはどのようなものがあるのでしょうか。

お客様に対して、ミスなく、漏れなく、継続してサービスを提供することは当然と考えます。データベースが安定していることも、ネットワークがつながっていることも、「安定していて当たり前」、「つながって当たり前」なのです。したがって、「ミスなく毎日運用してくれてありがとう」とはなりません。ここで言われる「ありがとう」は、この環境で、当たり前以上のことを提供できたときに出るものだと考えます。

長期にわたる常駐型サービスで、【お客様と一緒に考える】ことをモットーとし、企業風土とする当社では、お客様が求めるものをミスなく当たり前のように提供するだけを是としていません。創業以来、大企業の情報システム部門のシステムライフサイクルをどんな時も支え続けてきた我々は、お客様の中期ビジョンや計画などからも、お客様のシーズ・ニーズを掘り起こし、それを整理して目に見える状態でご提案する事が出来ます。お客様自身ですら気付くことができなかった【求めているもの】を、言葉の合間から引き出して提案することは、お客様にとっては発見と驚きであり、自分たちだけではできなかったことです。当社が先回りし提供することによって、自然と「ありがとう」が出る、そんな場面を積み重ねてきました。

期待を形に変えるサービス

ITの利用がコーポレートシステムからビジネスシステムへ変化する中で、ITに関してお客様が真に求めているものは、一部の機能を切り出して依頼したい、コストを下げたい、などの要望に応える力や処理能力ではなく、シーズを生み出しニーズを解決してくれるサービス力であることが垣間見えてきました。

それに加え、コストを低減しながら品質を維持してサービス力を発揮できないか、と考えた末に見えたものが、クラウドによるリモートサービスと、従来のような常駐型サービスの両方を採り入れたものが「ハイブリッド型サービス」でした。
社内システムからクラウド上でできる機能をクラウド上のマネジメントサービスセンターによってリモート化し、リモートではできない部分は従来通りに社内に常駐して顧客密着で行うことで、相互で機能を補完し合いながら従来通りの機能を維持し、かつ低コストで安全性の高い運用が可能になります。このサービスはお客様内のエグゼクティブ会議にて「◎(二重丸)」の評価をいただきました。お客様が満足するまで一緒になって解決し、お客様にとってよりよいサービスや運用を提供する、それもクエストの「おもてなし」の一つです。

「ありがとうデータベース」を活用した「おもてなし」

お客様からいただいた◎は、サービス提供事例とともに社内でデータ化してデータベースに蓄積しています。これを「ありがとうデータベース」とよんでいます。これは、いわば社内でのナレッジ共有スペースです。「ありがとう」と言われた事例と情報を蓄積していくデータベースから、お客様に御礼を言われたサービスはこれだ、という情報をいつでも引き出し、お客様に還元または別のお客様にその事例を展開することができるというものです。
◎をいただく内容は、コスト削減、業務内容への反映、新規・既存案件での提案まで多岐にわたります。

お客様からの◎は、ただ言われるのを待っているだけとは限りません。ときには当社の技術者が、「このサービスはいかがでしたか」と評価を聞きにヒアリングを行うこともあります。もちろんその際に「ありがとう」をいただくこともあります。常駐先が◎をつけて「ありがとう」と言ったサービスを分析したうえで、他のお客様に提供します。◎と「ありがとう」をいただければ、ありがとうデータベースは豊かになり、おもてなしの可能性も広がります。社員は全員、お客様が満足するまで、つまり◎になるまで、お客様と一緒になって解決することを最大の目的とする経営理念を持ち続けています。この経営理念は、今、お客様が当社のサービスにこだわり、求めているものでもあります。

さいごに

クエストは、お客様の計画から企画まで一緒になって支援できる力、お客様のシーズ・ニーズを掘り起こして目に見える形に整理できる力、言葉の奥に隠されているものを形にする力があります。
この力を持っているからこそ大企業からも信頼を得る事ができ、長い間お客様を支え続けている実績に繋がります。
当社の「おもてなし」は、多くのお客様から得た「ありがとう」によって日々厚く、深く、より良く進化しています。これからも、会社の経営理念に基づいたおもてなしサービスで、お客様に少しでも多くの満足を得てもらえるようサービスの向上を目指します。

おもてなし規格認証『★★紺認証』を取得しました

「おもてなしのあるITサービス」を目に見える形にしたいと考え、経済産業省が創設した「おもてなし規格認証」を取得しました。
2021年8月に『★金認証』を取得し、同年12月に上位認証である『★★紺認証』を取得しました。
本認証活動を通じて、異業種の「おもてなし」も参考にし、魅力あるアイディアを積極的に取り入れ、当社の強みである「おもてなしのあるITサービス」に磨きをかけていきたいと思います

おもてなし認証に関してはこちらからご覧ください。