実践型インシデント対応合同訓練の概要
昨今、サイバー攻撃はAIの悪用による高度化・巧妙化、ランサムウェアによる二重脅迫、サプライチェーンを狙った攻撃など、その手口が多様化しています。また、国内においても企業活動に影響を及ぼすサイバーインシデント事例が相次いでおり、適切な予防対策に加え、万が一の事態を想定した対応力の強化がこれまで以上に重要となっています。
当社ではこれまでも情報セキュリティ対策の強化に継続して取り組んでおりますが、さらなるサイバーレジリエンス向上を目的として、2026年7月27日にサイリーグホールディングス株式会社、S&J株式会社、三井住友海上火災保険株式会社主催の「サイバーインシデント発生時、あなたはどう動くか? 実践型インシデント対応合同訓練」に参加しました。
本訓練では、近年増加しているフィッシングメールを起点としたサイバーインシデントの発生を想定し、疑似的なインシデント環境の中で、被害を最小限に抑えながら迅速な復旧につなげるための対応を実践しました。 限られた情報の中で状況を整理しながら、初動対応、情報共有、意思決定、報告までの一連の流れを体験しました。
合同演習では、各企業の情報システム部門から選出された参加者でチームを編成し、限られた時間と情報の中で状況を分析しながら迅速な判断と対応が求められました。各社の知見や対応ノウハウを共有することで、自社だけでは得られない多角的な視点や実践的な対応力を学ぶことができました。
また、訓練ではあらかじめ設定された仮想企業環境をもとにロールプレイング形式で対応を行い、サイバー攻撃を完全に防ぐことが難しい時代において、被害の最小化と早期復旧を実現するための判断力や連携力の重要性を改めて認識しました。
サイバーインシデント訓練風景
参加者の声
「実際のインシデントを想定した訓練を通じて、初動対応の重要性を改めて認識できた」
「限られた時間と情報の中で優先順位を判断する難しさを体感し、実践的なスキル向上につながった」
「他社担当者との意見交換を通じて、新たな気づきや改善のヒントを得ることができた」
昨今、国内企業を狙ったサイバー攻撃による事業停止や情報漏えいなどの事例も相次いでおり、平時からの備えと有事を想定した実践的な訓練の重要性が高まっています。
当社では今後も継続的なセキュリティ対策の強化と人材育成に取り組み、お客様に安心してサービスをご利用いただける環境づくりに努めてまいります。 また、本訓練で得た知見を、自社の情報セキュリティ体制のさらなる向上と、お客様へ提供するセキュリティソリューションサービスの品質向上に活かしてまいります。
クエストが提供するかかりつけ医コンセプト
サイバーレジリエンスで実現する止まらない事業を
クエストは、半導体産業などミッションクリティカルな現場を60年支えてきた「運用する側」の視点を強みに、サイバー攻撃を受けても被害を最小限に抑え、事業を継続する力=サイバーレジリエンスを重視しています。 “かかりつけ医”のように継続的に状態を理解し改善していく「セキュリティカルテ」 を活用し、可視化・早期検知を軸にした強靭なセキュリティ運用をご支援します。