大手電機メーカーのグループ企業様は、従来利用していたSAP社ERPパッケージのバージョンアップおよび運用管理のコスト増大に不安を抱えていました。そこで、クエストの支援のもと、Microsoft社のERPパッケージ「Microsoft Dynamics AX」へリプレースし、大幅なコスト削減を実現。また、クエスト独自開発の「プロジェクト損益管理テンプレート」によって、グループ内の関連システムとのデータ連携を短期間で実現しています。

課題と経緯

深刻化したバージョンアップコスト

大手電機メーカーのグループ企業様は、通信機器の製造・販売、施工・保守サービスを柱に事業展開しています。同社は基幹システムにSAP社のERPパッケージを利用していましたが、さまざまな課題に直面していました。

まず挙げられる課題が、バージョンアップのたびに要する多大なコストです。加えて、運用保守コストも増大しており、経営を圧迫するほど深刻化していました。また、ERP独自のユーザインターフェイスのために使い勝手が悪く、業務の足かせとなっていました。

導入

ERPリプレース後も、関連システムとのスムーズな連携

同社はそれらの課題解決のため、クエストの支援のもと、Microsoft社のERPパッケージである
Microsoft Dynamics AX」へのリプレースを決定しました。

その際にネックとなったのが、グループ内の関連システムとのデータ連携です。グループでは基幹システムをSAP社のERPパッケージで統一しており、それらとMicrosoft Dynamics AXで以前と同等のデータ連携を引き続き行う必要がありました。

そこで同社が導入した仕組みが、クエストが独自開発した「プロジェクト損益管理テンプレート他システムI/F」です。既存のグループ内関連システムを改修したり、Microsoft Dynamics AX側にSAP社ERPパッケージとのデータ送受信インターフェースを新規開発したりすることなく、短期間での導入を可能としました。

効果と展望

構築費大幅減、運用保守工数1/2以下に

Microsoft Dynamics AXへのリプレースに要したコストは、SAP社ERPパッケージをバージョンアップする場合に比べ、ソフトウェアライセンス料も含めたシステム構築費とインフラ構築費は約1/2と、大幅に抑えることができました。さらに運用保守に関しても、工数を1/2以下に削減でき、コスト削減とともに、情報システム部門の本来業務により注力できるようになりました。

また、Microsoft Dynamics AXは使い慣れたMicrosoft Office製品と同じユーザインターフェイスのため、違和感なく移行でき、なおかつ操作性にも優れているため、業務をより円滑化できました。


※本文中に掲載の製品名、社名は各社の商標または登録商標です。

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