中長期計画（Quest Vision2030）

2019年度、当社は長年の目標値であった売上100億円を達成しました。不確実性の高い事業環境の中で、今後も持続的に成長・発展し続けていくためには、それまでのような売上・利益、成長率をKPIとする計画から脱皮する必要があります。

2020年度に全社を巻き込んだ中長期計画PJを始動し、中長期スケールでのありたい姿とゴールを設定し、中長期ビジョン「Quest Vision2030」の策定および経営理念体系の再定義を実施しました。

また具体的な目標として、2030年度の売上高200億円超、企業価値４倍（250億円超）を掲げ、その実現のためにQCSV（Quest Creating Shared Value）ストーリーを描きました。

​​​​​​​なお、Quest Vision2030の前倒し、確度向上、加速実現のためPhase1期間として位置付けているFY2021-FY2023において、株式会社エヌ・ケイをグループ子会社に迎えるなどの施策を着実に進捗・推移しております。

今後、さらなる持続的成長を目指しPhase2期間であるFY2024-FY2026の3か年の中期経営計画の作成と合わせて、Quest Vision2030の戦略的見直しを実行してまいります。

私たちは長年培ってきた当社ＩＣＴソリューションの技術と創造力でお客様の信頼をより一層高め、人と社会の安心と幸せを支え続ける企業として、価値創造を実現します。

2030年のあるべき姿を見据え、2020年度に社員の声を取り入れて経営理念体系を再定義しました。

「技術を探究し、価値を創造し、お客様とともに成長する」を経営理念から企業理念に変更し、新たに「存在意義（purpose）」「経営目標（Vision）」「提供価値（Values）」を定義

2030年までのありたい姿として、6つのコミットメントテーマを策定しました。

１．さらなる探究・探求	新しい技術の獲得と創意工夫により、新たな価値を共に創る
２．働きがいにあふれる職場	自ら学び、称え、育み合う文化を醸成する
３．最も信頼される企業へ	お客様に”個々に寄り添ったサービス”を提供する
４．持続可能な未来社会の実現	誰もが安心して暮らせる社会のために、技術と創造による社会還元を
５．売上200億円超への挑戦	事業の構造と体質を抜本的に変革し、さらなる飛躍へ
６．企業価値4倍（250億円超）への挑戦	すべてのアセットが相互にシナジーを生み出す企業へ

事業活動による価値を創出し、2030年度に企業価値4倍（250億円超）へ

「事業構造の変革」「産業ポートフォリオの変革」「事業体質の変革」を基本方針として、計画を着実に実行しています。

進捗状況は決算説明会資料をご参照ください