Quest Vision2030策定の背景と目的

当社は、2019年度にそれまでの悲願であった売上高100億円を達成しました。今後、さらなる成長を実現し社会的な存在意義をより発揮する企業へと発展していくためには全社で共通化した中長期的なビジョンが必要であり、2020年度に全社を巻き込んだ中長期計画プロジェクトを立ち上げました。
中長期スケールでのありたい姿とゴールを中長期ビジョン「Quest Vision2030」として策定し、経営理念体系の再定義も実施しました。Quest Vision2030では6つのコミットメントを掲げ、その中で具体的な目標として、2030年度の売上高200億円超、企業価値4倍(250億円超)を設定しています。また、その実現のためにQCSV(Quest Creating Shared Value)ストーリーを定義しています。

6つのコミットメント
2030年までのありたい姿として、6つのコミットメントテーマを策定しました。

1.さらなる探究・探求 | 新しい技術の獲得と創意工夫により、新たな価値を共に創る |
2.働きがいにあふれる職場 | 自ら学び、称え、育み合う文化を醸成する |
3.最も信頼される企業へ | お客様に”個々に寄り添ったサービス”を提供する |
4.持続可能な未来社会の実現 | 誰もが安心して暮らせる社会のために、技術と創造による社会還元を |
5.売上200億円超への挑戦 | 事業の構造と体質を抜本的に変革し、さらなる飛躍へ |
6.企業価値4倍(250億円超)への挑戦 | すべてのアセットが相互にシナジーを生み出す企業へ |
Quest Creating Shared Value Story
事業活動による価値を創出し、2030年度に企業価値250億円超へ

第1期・中期経営計画(2021-2023年度)
Quest Vision2030の第1期である2021年度から2023年度においては、株式会社エヌ・ケイを新たにグループに迎えた効果もあり、最終年度である2023年度の売上高については当初の計画である130億円を上回る142億円となりました。
より収益性と付加価値の高い事業領域を拡大していくこと等を第2期に向けた取り組み課題としながらも、基本方針に基づく施策についても概ね計画通りに進捗しました。
第2期・中期経営計画(2024-2026年度)
第2期となる2024年度から2026年度は、資本効率を踏まえた収益性の向上と事業の変革、体質強化、人財や新しい技術への積極的な投資への取り組みを推進しております。
2025年4月には株式会社セプトの完全子会社化を実施し、2030年度の目標の確実な達成・前倒し実現に向けて、エンジニア体制の強化を図りました。
長きにわたり培ってきた技術と創造力に加え、お客様の業務への深い理解、誠実な探究心と“ありがとうを育むサービスマインドをもとに、社会の安心と幸せを支え続ける企業として、価値創造を実現してまいります。
2024年度までの進捗は下図に記載の通りです。

詳細内容はQuest Vision2030 第2期・中期経営計画 (2024~2026年度)をご参照ください
3つの基本方針
「事業ポートフォリオの変革」「人と技術への未来投資」「事業体質と経営基盤の強化」を基本方針として、計画を着実に実行していきます。
