■オフショア開発に力を入れている理由は?
山内たとえば、今、急な開発案件を受注したとします。明日から3ヶ月間Javaのエンジニア10人を確保しなければならない・・・慢性的なエンジニア不足の今の日本でそんなことが可能だと思いますか?ところが中国だったらそれが可能なのです。
ちょっと前はオフショアと言えば、コストメリットが第一義でしたが、今は何といってもスムーズな要員確保です。(それでも10%20%のコストメリットがある)
クオリティも非常に高くなっています。
中国でも、インドでも一流大学を出た若者は、みんな、ITエンジニアになりたいと思っています。優秀な人材が、豊富に揃っている。何といってもそれが、最大の理由でしょう。
※Java:OS、ハードウェアに依存しない汎用性の高いプログラミング言語。 近年注目され、携帯電話や家電などの組み込み系から、企業の情報システム、大規模サーバー、スーパーコンピュータまで幅広く利用されている。
■中国とインドどのように使い分けている?
山内主にウェブの機能や特徴を利用した、汎用性の高いWebアプリケーションソフトウェアの開発は中国です。
特に、クエストが現在組んでいる中国のパートナー企業は、日本企業が持つ固有の開発手法を理解しています。 これは日本企業向けの開発を行う上で大きな強みです。
中国の“汎用性”とは逆に、“専門性”を強みにしているのが、インドのパートナー企業オプティスです。
例えば、クエストの強みの一つである半導体を中心とする先端工場の生産管理システムの開発では、インドのオプティスを活用しています。日本的な開発手法を熟知していることはもちろんですが、専門的、かつ最先端の生産管理業務のノウハウをクエストグループ内に蓄積していくことが狙いです。