サステナビリティ基本方針
当社グループは、経営理念体系に基づいた事業活動を通じて、お客様とともに価値を共創し、企業価値の向上と持続可能な社会の発展に貢献し続けます。
代表取締役 社長執行役員 岡 明男
事業を通じた社会課題解決
お客様の業務をITで支援し、「生産性の向上」「省力化」「多様な働き方への対応」 「セキュリティの強化」等を実現することで、労働人口の減少や人材獲得難の現代における様々な課題を、お客様と共に解決してまいります。
当社は、半導体分野、公共・社会分野(エネルギー等)、移動分野(鉄道、自動車等)など8つの産業セグメントのお客様へITサービス、ソリューションを提供しております。
「あらゆる産業を支える半導体の製造環境の安定運用」「電力の安定供給」「交通機関のサービス向上」等に貢献し、社会課題の解決とデジタル社会の実現を目指していきます。
ESGに関する主な取り組み
「事業と社会の持続可能性の追求」及び「持続的な成長に支えられた企業価値の向上」を実現していくために、当社では以下の取り組みを実施しています。
環境に関する取り組み
・資源・エネルギーの削減及び有効活用を通した環境負荷低減
・環境に配慮した備品の購入、順次置き換え
社会に関する取り組み
・事業ニーズに合った多様な人材の獲得と活躍支援
・納得性の高い人事処遇制度・評価体系の再構築
・健康経営の推進
・働きがいのある職場づくりに向けたエンゲージメントサーベイの実施
・ITツールなどを活用した多様で柔軟に働ける環境の整備
企業統治に関する取り組み
・「クエストグループ行動基準」をもとにした各種法令及びコンプライアンスの遵守
・取締役のスキルマトリクス作成
・経営の監督機能と業務執行機能の分離
・取締役会実効性評価の実施
・指名報酬諮問委員会の設置
項目 | 2020年度 | 2021年度 | 2022年度 |
---|---|---|---|
全従業員数(単体) | 821 | 851 | 869 |
平均勤続年数 | 12.4 | 12.6 | 12.4 |
平均年齢 | 38.8 | 39 | 38.8 |
女性管理職比率(%) | 3.50% | 4.10% | 6.10% |
労働者の男女の賃金差異:全労働者 | - | - | 78.6% |
労働者の男女の賃金差異:正規社員 | - | - | 79.1% |
労働者の男女の賃金差異:非正規社員 | - | - | 66.8% |
育児休業取得率:男性 | 7.10% | 12.50% | 38.50% |
育児休業取得率:女性 | - | 100% | 100% |
※労働者の男女の賃金差異は、男性の賃金水準に対する女性の割合を指しています。算出方法は厚生労働省の指針に依拠しています。
人材育成に関する方針と取り組み
当社グループでは、Quest Vision2030 で掲げる「働きがいあふれる職場」作りに向けて、「成長意欲・チャレンジ精神を促す人材育成の仕組みづくり」「多様な人材が活躍する働きがいのある職場環境・風土づくり」「成果に応じた納得性の高い人事制度の構築」の3つの柱を軸に、高い成長意欲・チャレンジ精神と自律したキャリア意識を持ち、高度な専門性を有するプロフェッショナル人材を育成してまいります。
3つの柱 | 項目 | 2022年度 実績 |
---|---|---|
1.成長意欲・チャレンジ精神を促す人材育成の仕組みづくり |
① 経営幹部の計画的育成 サクセションプラン・経営幹部研修を行い、次世代の経営を担う人材の発掘と育成を目指します。 必要なタイミングで適切な研修を実施し、従業員の意識改革を図ります。 従業員の自発的な成長意欲・学習意欲の喚起と機会を提供するとともにサポートすることで働き甲斐のある職場作り、専門性の高い人材育成をめざします。 |
①-1 計画的な育成・登用を行うマネジメント力を促進するため、役職者への「アンコンシャス・バイアス」についての研修を実施 ①-2 大型経営幹部の育成を目指し、異部門・異職能を経験する育成的ローティションを実施 ② エンゲージメントサーベイの情報を分析し、階層別研修の再構築に向けての準備実施 ③ 2023年度開始に向けた技術系スキル、従業員のニーズに合わせたe-Learning導入の選定実施 |
2.多様な人材が活躍する働きがいのある職場環境・風土づくり |
①ダイバーシティマネジメント ・女性活躍支援 ・シニア層活躍支援 ・外国人、障がい者活躍支援 従業員一人ひとりがかけがえのない個性を発揮できる職場づくりに取り組んでいきます。 新常態下における新しい働き方の実施及び継続検討、従業員の健康の保持、健康経営のさらなる促進を行い、いきいきと働くことができる企業文化・風土の醸成を目指します。 ・エンゲージメントサーベイの実施・施策展開 ・従業員のキャリアプランの把握 会社組織の成長と自己成長の一体化を目指し、「働きがい」を高めていきます。 |
①-1 キャリアか家庭かの選択ではなく、キャリアと家庭を両立可能とする両立支援制度改定実施 ①-2 次世代女性リーダ層研修実施と新卒女性採用の積極採用実施 ②-1 健康経営宣言を実施 ②-2 コミュニケーション・コラボレーション・イノベーションを目指しオフィス移転の実施 ②-3:在宅勤務においてもコミュニケーションを闊達にする取り組みを実施 ③-1 エンゲージメントサーベイの実施・施策展開、全社横断施策の実行、事業部門別施策の実行による組織風土改革に取り組み ③-2 目標管理シートに替えて、従業員一人ひとりの自主・自律の意識を喚起し、上司と部下によるコミュニケーションの闊達化を促す、WCSシート(Will-Can-Shall)の導入 |
3.成果に応じた納得性の高い人事制度の構築 |
①人事制度の再構築成果・貢献度、役割や適性をより反映した人事制度を構築します。 成果・貢献度の闊達な処遇への反映、成長を実感できる処遇の仕組み作りを実現します。 成果・貢献度や働き方に見合った、納得性の高い評価の仕組みを実現します。 |
① 個々の適性と会社のニーズを踏まえ、高度な専門性により会社へ貢献するプロフェッショナル人材を育成する人事制度へ改定 ② 役割・職務価値を反映した役割・職務給の導入、成果・貢献度の評価を闊達に反映した処遇制度へ改定 ③ 評価の視点を明確にし、 Quest Wayに基づく行動評価の導入、チャレンジ精神や達成に向けた創意工夫の奨励を促すための観点の導入 |
認証
-
トモニン
認定日
2022年9月7日
トモニンについて
ご家族などの介護のために、やむを得ず仕事を辞める介護離職のゼロを目指し、仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進に取り組んでいます。
-
おもてなし認証
認証取得の推移
2021年 8月31日:『★金認証』取得
2021年12月31日:『★★紺認証』取得おもてなし規格認証制度について
サービス品質の可視化を目指した規格認証制度として経済産業省により創設された制度
-
サービスエクセレンスSE
認定日
2023年3月23日
サービスエクセレンスSEについて
サービスエクセレンス(ISO23592)成熟度評価で「SE☆☆☆」は、「おもてな し規格認証」の最上位認証である『★★★(紫認証)』に相当する評価で、売上増やシェア拡大などが期待されるものです。
-
えるぼし認定
認定日
2023年5月16日
えるぼし認定について
女性の職業生活における活躍の推進に関する法律(「女性活躍推進法」)に基づき、女性の活躍促進に関する状況が優良な企業を認定する制度です。