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皆さんの成長を後押しする
環境が整っています

代表取締役 社長執行役員
岡 明男

クエストは、お客様の事業の開始から
成長、拡大、構造改革などそれぞれの局面において
最適なITサービスを提供することで、
お客様とともに成長してきました

当社は、1965年の創業以来50年以上にも渡り、日本を代表するエレクトロニクス、金融業ならびに通信、エンタテイメント、エネルギー、鉄道等の業界の企業様からご愛顧いただいています。その理由は、システムを提供して仕事が終わるITベンダーが多い中で、当社はシステム構築だけでなく、導入後も長期に渡って運用・保守のサービスを提供し続けることで、お客様の信頼を獲得してきたからだと考えております。
お客様は、システムの導入後に利用を開始しますが、真に使い易いシステムか否かがわかるのは、実際に運用をはじめてからになります。構築時に完璧と思われたシステムであっても、使い始めて気づく、使いにくい箇所や不具合、経年の結果不要になったり新たに必要となる機能等が顕在化し、運用後に改善、追加、変更を加えていくことで、より使いやすいシステムを維持していくことが可能となります。
特に、お客様のシステムによってはその活用場面の経年変化は大変激しい場合があります。たとえば、事業拡大や市場動向の変化などの環境変化にシステムを適合させる場合、より迅速かつ適切に改修する必要に迫られます。或いは、お客様のバリューチェーンの進化によりシステムの再構築が必要になることもあります。そうした際に当社は、お客様の真のニーズを的確に把握し、進化し続けるICTの中から、最適なものを選択しシステム刷新の中核を担いお客様の企業競争力強化に貢献しております。
このように、クエストは、お客様の事業の開始から成長、拡大、構造改革などそれぞれの局面において、最適なITサービスを安定かつ安全に提供することで、お客様とともに成長してきました。
それこそが、お客様からの信頼を長きに渡って維持することができた所以ではないかと私は考えています。

更なる高みへチャレンジするための
「Quest Vision2030」を策定しました

会社が成長していくためには明確なビジョンを持つことが必要です。これまでのクエストは、大体3年程度での中期計画を策定していましたが、もっと長期的な視点から現在を捉えることが必要だと感じ2030年のクエストのあるべき姿を示した「Quest Vision2030」を策定しました。具体的な目標として、2030年度の売上高200億円超、企業価値4倍(250億円超)を掲げ、その実現のためにQCSV(Quest Creating Shared Value)ストーリーを描いています。
これを実現していくためには、大きく状態を変えていく必要があります。既存のサービスポートフォリオだけだとシュリンクしていく可能性があり、新しい分野にチャレンジしなければならないと考えています。これからはさらにDXも加速していくので、ERPやCRMなどを利用して単純な業務オペレーションを効率化するフェーズから、蓄積したビックデータを活用する時代に突入していくと確信しています。だからこそ、当社でもそこにビジネスチャンスが多く眠っていると信じ、チャレンジしていく予定です。

企業理念にある“技術を探究し”、“価値を創造し”、
“お客様とともに成長する”の3つを重視し、実行しています

技術の探究

IT業界はつねに技術が進化しています。私たちITに関わるものは、その時代が求める技術を探究することがとても重要だと思います。たとえば、最近では「デジタルトランスフォーメーション(DX)」という言葉を聞くことがあると思いますが、世の中がますますデジタル化され、モバイルやIoT技術が普及して、世界中の人と機器がインターネットで有機的に繋がり、データで可視化されるようになります。それらの膨大なデータを経験として学習し、知能で分析することにより、より便利な社会が創られていきます。そして、それを支える技術として、SMACS(Social Service, Mobile, Big Data Analytics, Cloud, Security) , IoT, AIが注目されており、私たちは今、それらを探究しています。

価値の創造

進化していくさまざまな技術や製品を客観的に評価し、お客様にとって最適な技術やシステムをより最適な形で構築し、お客様の業務改善やビジネスモデルの実現に真に貢献していく、これこそが独立系IT企業ならでは強みだと考えています。
これまでの日本のIT業界は、ゼロからシステムを構築するオーダーメイド型が主流でしたが、今後は、欧米的なカスタムメイドのクラウドサービス型が増えていくと見ています。しかし、そのような動向の中でも、目が肥えた日本企業のお客様は、競争優位に直結するシステムに限定してオーダーメイドに拘り、通常のバックオフィスシステムはカスタムメイドのクラウドサービス型に移行するでしょう。
また、デジタルトランスフォーメーションの潮流を受け、お客様のIT投資の目的も、業務効率の改善だけでなく、商品・サービス力強化、顧客との関係強化や業績向上に大きくシフトしています。クエストは、このようなお客様の変化に適応し、より高い価値のあるサービスでお応えしていきます。

お客様とともに成長する

クエストのお客様の中には、非常に高い技術と品質を求める企業様が多く存在しています。このようにお客様に満足していただけるITサービスの創造を続けることで、当社も成長してきました。技術者個人も成長し、お客様の事業も成長し、その結果、社会に貢献できることは、かけがえのない誇りだと思っています。

お客様にだけでなく、部下にも、協力会社の方にも、
すべての人に対して、誠実さを貫くことを大切にしています

クエスト(探究・追求)する

社名が語るように、クエスト(探究・追求)することを大切にしています。ITのプロフェショナルとは、より良いシステムを作るため、目標に向かって技術を探究し、チャレンジし、我を忘れて集中し、その時の自分の限界を超えたスーパーエンジニアになり、その実力がチームに波及し、プロジェクトを成功に導ける人だと思います。当社の社員は、個人個人がそんなITプロフェショナルとして成長していきます。

誠実・堅実

当社の社員はとてもいい顔をしています。それは、行動方針でもある「誠実・堅実」であり続けることを尊しとしているからです。この「誠実・堅実」とは、お客様に対して、というだけではありません。すべてのステークホルダー、つまり、顧客、社員、協力会社、社会、株主のすべてに対して、「誠実・堅実」であるということです。また、社員の中でも、上司に対しては忠実、誠実だが、部下との約束を守れない、というのもいけません。顧客にも、部下にも、上司にも、協力会社の方にも、すべての人に対して、誠実さを貫かなければなりません。これは言うほど簡単なことではありませんが、当社の社員はこれを目指しています。
また、社会と株主様に対しても誠実であるためには、財務的にも、コンプライアンス的にも健全経営でなくてはなりません。クエストは、創業以来赤字決算はなく、無借金経営を続け、2002年にはJASDAQ市場へ上場、2022年には東証スタンダード市場へ移行し、その後も、着実堅実な成長を続けています。

第4次産業革命といわれるエキサイティングな時代。
クエストには、皆さんの成長の後押しをする環境が整っています

当社では、新人時代だけでなく、生涯を通じて、自分が目指したいITプロフェショナルになるためのキャリアプラン支援プログラムを用意しています。最初はプログラミングから始めますが、システムエンジニアになり、その後、それぞれの個性をいかして、①プロジェクトマネジメント、②コンサルタント、③アーキテクト、④ITスペシャリスト、⑤顧客サービスパートナー、⑥事業の起業家を目指すコースを選択できます。技術者が希望するキャリアプランに応じて、研修や実践の場を提供しますので、その道で必要なスキルや能力を確実に習得できます。
第4次産業革命ともいわれている現代は、ITを志す技術者にとって成長できるチャンスが豊富にある、非常にエキサイティングな時代です。当社には、皆さんの成長の後押しをする環境が整っており、学生時代からITを勉強してきた方にはさらなるレベルアップ教育を、IT未経験の方には基礎からの教育、研修を提供しています。
そして、クエストはこれからもまだまだ成長する企業です。ぜひ、私たちとともに、クエスト(探究、追求)し、成長しながら、お客様に貢献し、さらにその先にある未来の社会に貢献していきましょう。